ポインセチアを剪定した時に白い樹液が出てきますね。

あまり知られていませんが、この白い液は有毒なのです。

ポインセチアの華やかなイメージからは想像もつかないと思います。

今回はこのポインセチアの白い液について、その危険性などについてまとめてみました。

 

ポインセチアを剪定すると出る白い液は要注意です!!

ポインセチア 剪定 白い液

クリスマスの名脇役とも言われるポインセチアは、部屋に一鉢置いておくだけで気分も盛り上がりますよね。

誰もがよく見かけるポインセチアですが、その素敵で綺麗な姿とは裏腹に、毒性があるのです。

 

ポインセチアが分類されるユーフォルビア属は、茎や葉の部分から白い樹液を出す特徴があります。

フォルボールエステルと呼ばれる物質で、少量ではそれほど問題ないと言われていますが、皮膚炎や下痢・嘔吐の症状がでることも。

樹液が手についたまま目を触ると危険です。

 

葉の表面を触るだけなら問題ないですが、茎の切り口から出る樹液は要注意。

ポインセチアの剪定をする時は、素手で行わず必ず手袋を着用し、終わった後はきちんと手洗いを!!

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ただし、剪定作業後に体や皮膚に違和感を感じたら、速やかに病院を受診してください。

過去にハワイで子供がポインセチアの葉を食べて残念な結果になった例が報告されていて、他人事とは思えません。

最近の研究では、発がんの危険性も指摘されているようですね。

 

ペットが家の中にいる場合、ポインセチアの葉を誤食して嘔吐や下痢の症状が出たり、水槽に葉が落ちて飼育水に有毒成分が溶け込み魚を弱らせることがあるそうです。

小さな子供さんが誤って葉を口に入れないよう、ポインセチアの鉢を置く場所はよく考えましょう。

言い聞かせてわかる年齢なら、毒だからと排除せず「植物には毒のあるものもある」ということをお話してあげるのも大切なことではないでしょうか?

 

まとめ

綺麗なポインセチアですが毒性もあるので、白い樹液が皮膚に付いたり口に入らないよう気を付けたほうが良いですね。

ペットや小さな子供さんが誤って口にしないように、手の届かないところに置くようにしてください!