椿は庭植えにしても鉢植えにして室内やテラスなどで育てても栽培しやすい花木です。室内で椿を楽しむためには鉢植えが必要になってきます。鉢植えで栽培するとコンパクトに育てることができ室内で鑑賞できます。鉢植えを置くスペースにもよりますが、椿の苗木に対してどのくらいの大きさの鉢が適切な大きさなのでしょうか。また、鉢の大きさの違いでどう育つのでしょうか。

鉢 鉢植え 大きさ

椿の鉢植えの適切な大きさとは⁉

鉢植えを行う際の鉢の大きさは、購入したポット苗の1号〜2号のサイズアップします。例えば、12センチのポット苗場合、15センチ〜18センチの鉢のサイズに植えることが重要です。その苗に対して鉢が大きすぎたりすると、苗が大きな鉢に入った土に根を張り巡らせようとして根に栄養分が取られてしまい、花木の成長が悪くなり次の年に花が咲きにくくなったり弱ったりします。鉢の大きさの次は、鉢の形です。鉢の形は高さと幅が同じぐらいの標準的な鉢を準備します。また、鉢の素材は、素焼きの鉢は穴が細かく空いていて空気や水を通しやすく乾きやすい性質があります。陶器の鉢はガラスでコーティングされているため用土は乾きません。この2種類の鉢に比べ、簡単に扱えるのは、プラスチックの鉢です。

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鉢の性質との相性もありますが、用土は赤玉土を6割、鹿沼土2割、腐葉土2割をま混ぜ合わせた混合用土を使います。用土を入れる前に水はけを良くするために鉢に鹿沼大粒などを敷きます。鉢植えを行ったあとは、苗木を環境に慣らせたりするため日陰などに鉢を移動させることが必要です。日差しの強い夏場は、葉っぱが傷みやすいため水受けトレイなど使って鉢を水に浸したりします。また、浸しすぎると根腐りするので、水受けトレイをしない日も作ります。夏場の鉢植えをすることは、日差しが強いため、遮光に努めても葉っぱが枯れやすくなります。少し涼しくなってから鉢植えを行うのがよいタイミングだといえます。

【まとめ】

鉢植えを行うにあたり、苗に対して鉢の大きさや素材、用土など様々なポイントがあります。鉢植えで椿を楽しむためには、鉢に根をたくさん伸ばして土と根を定着させて、花木を綺麗に咲かせることが重要になってきます。また、用土に関しては、椿栽培用の用土なども市販されたりしているので、より簡単に鉢植えで栽培することができます。