椿は日本を代表する花木で庭や公園などで多く見かけることができます。椿には日陰にも強いという性質があります。日当たりなどをほとんど気にすることなく栽培することができます。地植えにしても鉢植えにしても日当たりを気にすることなく椿を栽培できることから、鉢植えでも椿を栽培することに適しています。では鉢植えで椿を育てるにはどのようにすれば良いのでしょうか。

椿 鉢植え 育て方 手入れ 剪定

椿の鉢植えの育て方とは⁉

椿を鉢植えで育てるには、赤玉土中粒1と鹿沼土中粒1に完熟腐葉土もしくはバーク堆肥を混ぜたものを使用します。これは、椿が有機物が多い弱酸性の土で水はけが良い土で良く成長するためです。鉢の中は温度が上がりやすくなり、土が乾燥しやすくなります。特に夏場は気温が高なるため必然と鉢の中も温度が上がります。そのため、気温が下がって来る夕方頃にしっかりとお水をあげることが重要です。気温が低い冬でも、冬は乾燥しやすいので土が乾燥していると感じたら、水やりをする必要があります。日当たりの良い場所方が育てやすいですが、暑さ寒さに強く品種改良された椿は丈夫な花木になっているので、園芸初心者にとって育てやすい花木です。

スポンサードリンク

椿の鉢植えの手入れ方法は⁉

椿の鉢植えの手入れの1つに、肥料をあげることです。基本的に肥料は年に2回与えます。肥料をあげるタイミングとしては、冬を越すために栄養分を蓄える9〜11月の秋肥・冬肥と花が咲き終わる頃の3〜5月にかけて肥料を与える、お礼肥の時期が最適です。2つの時期のどちらも長い効力のある緩効性肥料か固形大粒の油かすが簡単でお手軽な方法です。お手入れの方法として、やはり植えつけてから2年未満の椿はお水の量やタイミングが重要になってきます。土の表面が乾いたら、たっぷりと水をあげることや、開花時期に花びらを増やすためお水がたくさん必要になってきます。

椿の鉢植えの剪定とは⁉

剪定は、基本的に3〜4月頃に行います。剪定は不要な枝を間引いて日当たりなどを良くすることが目的ですが、椿は、そこまで日当たりは関係なく育つと言われているため椿の剪定は、日当たりの確保が目的ではなく、重なった枝葉を間引いて風通しをよくすることが目的です。風通しが悪いと害虫が発生しやすくなります。椿特有のチャドクガと呼ばれる毒性の強い害虫です。これらの発生の予防と、椿の見た目を美しくするために剪定を行います。しかし、鉢植えの場合、小さく育っているので剪定の必要はありません。葉っぱが多い場合は、少し葉っぱを減らします。

【まとめ】

鉢植えで椿を育てるにあたって、土の種類や肥料種類やその肥料やお水を与えるタイミングなど、いくつかポイントがあります。鉢植えで育てることで、コンパクトに室内で育てることができたりと、楽しみ方が広がります。