ダリアは育てやすい植物と言われますが、極端な暑さや極端な寒さには弱く、真夏の暑さには耐えられないことが多いようです。
夏はどのように育て、管理すればいいのでしょうか?ここではダリアの夏の管理方法についてご紹介します。
ダリアの育て方。夏の暑さには弱い?
ダリアは真夏の暑さには耐えられず、梅雨が明けるころに暑さで株が弱ってしまいます。秋に花を咲かせるためにも、7月下旬から8月上旬に、下らか3~4節を残して切り戻しを行いましょう。
切り口に雨水が入ると腐ってしまうので、切り口にはアルミホイルなどをかぶせてください。3~4週間ほどすると脇芽が出てくるので、大輪種や小輪種など、それぞれに応じた仕立て方をします。このように切り戻しを行うことで、10月ごろから霜が降りる頃まで花が咲くようです。
ダリアの夏の管理方法は?
ダリアは真夏の暑さには弱いので、鉢植えなどの場合は半日陰などの涼しい場所に移してあげるようにしましょう。地植えの場合は遮光ネットや寒冷紗などを使用して半日陰の状態を作るようにしてあげましょう。
真夏は土が乾くのも早いので、表面の土が乾いたら忘れずに水やりを行うようにしてください。ただし、昼間の気温が高い時間帯に水やりを行ってしまうと、土の中が蒸されて高温状態になってしまうので、水やりは夕方から夜にかけて行うのがいいようです。
水やりを行うときに葉水をしておくと、害虫予防になるそうです。ですが、花や蕾に水がかかってしまうと花の生育が悪くなってしまうので、花や蕾には水がかからないように注意しましょう。
まとめ
いかがでしたか?ここではダリアの夏の育て方や管理方法についてご紹介しました。ダリアは亜熱帯の高地が原産になるので、30℃を超えるような暑さは苦手です。
気温が30℃を超えるようならば、遮光ネットを使用したり日陰に移動するなどして対策を取るようにしましょう。無事に夏を越して秋にきれいな花を付けてくれるといいですね。