観葉植物には、花が咲かないと思われがちですが、カポックには花が咲きます。
咲くためには20年くらいかかるとか言われるくらい、滅多に咲かないようです。
しかしカポックの花には少し困ったことがあります。花が臭いのです。
今回はカポックの花が臭い原因と対処方法について紹介します。
カポックの花が臭い?原因と対処方法は?
カポックは本当の名前をシェフレラといって熱帯の植物です。原産は中国南部や台湾です。いくつか種類がありますが、日本に自生するものもあります。熱帯性の植物でありながら、耐寒性にも優れており、人気の観葉植物です。
カポックは風水でも縁起が良いとされており、新築のお祝いや開業のお祝いなど新たな門出によく使われるようです。
花が咲く時期は、5~7月で、独特の匂いを発します。
実はカポックは虫媒花で、特にハエが好む匂いを発するようです。ハエが好む匂いといえば、なんとなく想像がつきますね。残念ながら、その成分を分析した結果はありませんが、人が臭いと感じる原因は、まさにこれが理由であるといえます。
また、カポックの花には、ハエだけでなく、スズメバチも誘われてくるようですので、屋外で栽培している場合は注意が必要です。
また、匂いの強さですが、原因はよくわかっていませんが必ずひどい匂いがするというわけでもないようです。カポックの中で最も流通している「ホンコンカポック」でも耐えられない匂いがする場合とさほど臭くはない場合とがあるようです。
カポックの花の匂いの対策としては、花を取ってしまうしかないようです。
カポックは室内で栽培する場合も多いので、部屋に中に変な匂いが充満しないうちに早めの対処がおすすめです。
【まとめ】
カポックの花は、残念ながら人には臭い匂いと感じるようです。
花が咲くのはとても珍しいことなので、すぐに切ってしまうのはちょっともったいない気もします。
中には匂いが弱いものあるようなので、匂いの程度を確認してから、ひどいのであれば切ってしまうのがいいかもしれません。
うまくいけば種をとることもできます。種がらカポックを育てるのも楽しいかもしれませんね。