カポックが枯れてしまうのにはいくつか原因があります。病気だけではなく、管理方法に問題がある場合もあります。
今回はカポックが枯れる原因が病気の場合と、その他の場合について紹介します。
観葉植物のカポックがかかる病気とは?
カポック比較的病気になりにくい観葉植物ですが、それでも病気になってしまうことがあります。
病気の原因は、細菌のよるもの、カビ由来の細菌が原因のもの、害虫がつくことによって、病気になってしまうものとあります。
主には、青枯れ病、すす病、炭そ病、黒星病などです。これらの病気にかかってしまって、放置しておくと枯れてしまいます。それぞれの対策方法を下記に示します。
青枯れ病・・青枯れ病の原因菌は土の中にあり、葉についた傷口から菌が侵入してかかってしまいます。残念ながらこの病気にかかってしまったら、対処方法はないのが現状です。気温の高い時期に発生することが多いです。土の気温を少しでも上げないように温度の上がりにくい素焼きの鉢などを使用すれば、予防効果が期待できます。
すす病・・これも細菌が原因ですが、アブラムシやカイガラムシの排泄物を栄養にして繁殖します。対策としては、まずは害虫の駆除を行うことになります。その他には、湿気の強い雰囲気を好みますので、風通しをよくすることが重要です。
炭そ病・・カビである、炭そ病菌が原因の病気です。葉に黒い斑点が発生します。かかってしまった葉は回復の見込みはないので、取り除くしかありません。進行していけば、枯れてしまいます。予防に大切なのは、風通しをよくすることです。一枚でも炭そ病にかかっている葉を見つけたら、取り除いて、環境に問題がないか、確認することが必要です。
黒星病・・病気に強いカポックは、黒星病にはなりにくいのですが、それでも可能性ががあります。黒星病はカビによっておきます。気温の高い環境下で、湿度が高いとなりやすくなります。もしなってしまったら、かかってしまった葉をすぐに取り除きましょう。
カポックが枯れる原因とは?
病気でなく、虫もついていないのにカポックが枯れてしまうことがあります。カポックは日照不足が原因で枯れることがあります。室内で栽培している場合はエアコンの冷たい風が枯れる原因になることもあります。
その他にも根詰まりや根腐れを起こすと枯れてしまいます。根詰まりの場合は、時期をみて植え替えを行う必要があります。根腐れの場合は、原因が水やりが多すぎたか、鉢などの水はけが悪かったことが考えられます。こちらも、植え替えが必要です。
【まとめ】
せっかく育てていたカポックがかれてしまうのはとても残念なことです。
比較的丈夫で、初心者向きといわれるカポックでも、一つ間違うと病気になって枯らしてしまうことがあります。
十分注意して育てたいですね。