カランコエは色がとても美しい花で、肉厚な葉っぱを持つ植物です。
色の種類も豊富でオレンジや赤、黄色に白などがあり、品種によりカランコエの花の色を楽しむことができます。
さまざまな花の色があるので、育てたり鑑賞するのがとても楽しいですよね。
カランコエは初心者でも育てることができる花と言われています。
ですが、育てていると花芽がつかないという問題が起きる可能性があります。
ちなみに花芽とは、成長して花になる芽の部分のことをいいます。
なので今回は、カランコエの花芽がつかない原因や対処方法についてまとめていきたいと思います。
【カランコエの花芽がつかない!?原因や対処の仕方は?】
カランコエの花芽がつかない原因は、カランコエが短日性というと特徴を持った短日植物ということが関係しています。
短日植物とは、1日の日照時間が一定時間より短くならないと花芽がつかない植物のことです。
なのでカランコエは日の長さが短く、光が当たる時間が短いと花芽がつきやすくなるということになります。
ちなみにカランコエは日照時間が12時間以下にしなければ花芽がつきません。
日照時間に気をつけて育てていても、カランコエに花芽がつかない場合があります。
その原因は日照時間が短い間にカランコエを育てていても、夜に家の中など人工の光の照明が当たってしまうと花芽がつかなくなってしまいます。
そのため人工の光がカランコエに当たらないようにする対処が必要になります。
その対処方法としては、短日処理を行うことが重要になってきます。
短日処理は光を遮断してあげることで、1日の光の当たっている時間を短くして花芽をつきやすくさせる方法で短日植物に対して行う処理のことです。
では、カランコエに短日処理をする方法はどのように行えばいいのでしょうか?
その方法はとても簡単な方法になります。
短日処理の方法は段ボールなどでカランコエを毎日夕方から朝まで暗くしてあげる方法です。
そして朝になったら段ボールを外して日にカランコエを当ててあげます。
日にちは約30日から約40日間短日処理をしてあげると、花芽を確認することができます。
なので、花芽はつかないと悩んでいる人は、短日処理をしてあげることをオススメします。
【まとめ】
カランコエの花芽がつかない原因と対処方法についてまとめてみました。
カランコエは短日植物という植物の種類のため、花芽がつかない原因は日の光が当たる時間が大きく関係しているんですね。
そして花芽をつかせてあげるには、短日処理をしてあげることが大事だということもわかりました。
なのでカランコエに花芽がつかないと悩んでいる方は短日処理をしてあげて、大切なカランコエに花芽をつかせてあげましょう。