オシロイバナは種子と呼ばれる実の中に、白い粉が入っており昔はそれで遊ばれてきたことから、白粉(オシロイ)という名前が付けられました。このオシロイバナは江戸時代より日本に渡来されてきたと言われ、日本全国でも野生化として多くみられています。
夕方から花が開いていき、翌朝までは咲いていますが、一日でしぼんでしまうという短命の花でもあります。ですが、夏の間が開花時期と言われ、その間はほとんど途切れることがなくその花を咲かせていきます。夜の間に可愛らしい花を咲かせていくので、玄関などに置くよりは、リビングなど鑑賞できる場所におくと爽やかな香りも楽しめることでしょう。
そんなひっそりと咲く姿が可愛らしいオシロイバナですが、ピンク色の花言葉とはどんな意味があるのでしょうか?
ピンク色のオシロイバナの花言葉とは?
オシロイバナの白や黄色といった色は明かりがなくても、浮き上がっているかのように見え、目立つ色とも言われておりますが、ピンク色も負けずにその姿を表してくれます。
ピンク色は濃い方が一般的に多く見られますが、淡いピンク色もつけるオシロイバナです。その花言葉は「おしゃれ」や「遠慮」、「恥じらい」という意味を表していると言われております。
全般的にオシロイバナの花言葉は「臆病」や「内気」、「私は恋を疑う」といった意味があります。それは夕方に人目をさけるように咲いている様子から、そのような花言葉が付けられたと言われております。また「私は恋を疑う」といった意味では、基本一つの株からは同じ色の花しか咲かないのに対して、オシロイバナは2色の違う花を咲かせるとして「疑う」という意味が込められていると言われております。
【まとめ】
オシロイバナは突然変異を起こす遺伝子を持っていると言われております。その遺伝子があるが故に、一般的に咲く植物にはない一つの株から異なる色の花を咲かせれるとも言われております。
短命ではありますが、開花時期は夏の間でも10月まで咲くと言われ、次々と咲いていくので、英語名は「Marvel of peru(マーベル オブ ペルー)と言われ、つまりは「ペルーの不思議」という意味もあります。
栽培も手間がかからない植物ですので、一日ごとに花の色が変わるオシロイバナを、手軽に楽しんで育てて見てはいかがでしょうか。