鮮やかなピンク色を咲かせるオシロイバナです。その健気に咲き誇る姿は、花言葉にぴったりの「臆病」や「不思議な気持ち」、また「恋を疑う」といった片思いの意味もあると言われております。
また、オシロイバナは夕方にその花を咲かせる植物と言われております。その鮮やかに咲く花に合わせて微かに香りも放ちます。一日しか咲かないオシロイバナですが、次々と黒い種を出すので、多年草とも言われております。この黒い種には名前の由来にもなった白い粉があり、この白い粉を顔につけて遊んだという人もいるのではないでしょうか。
では、子供の遊びとしても親しまれてきたオシロイバナですが、ピンク色の品種にはどういったものがあるのでしょうか?
ピンク色のオシロイバナの品種とは?
オシロイバナの品種には50~60くらいの種類があると言われておりますが、赤やピンク、黄色といった単色の「マーブルズ」や混合種と呼ばれている「ブロークン・カラーズ」と呼ばれているものがあります。これは混合ですので、2種類の色が混ざった品種でもあります。
オシロイバナは栽培が簡単ですので、日当たりが良い環境であれば放任していても育っていく植物です。なかでもオシロイバナはピンクだけではなく、様々な色を咲かせていくので風水での意味も変わっています。そんな中、ピンク色のオシロイバナの意味は恋愛運や信頼関係が関わっていると言われています。北の方角に置くと良いとも言われているので、運気をあげたいときは、色を選んでご家庭で飾られて見てはいかがでしょうか。
ですが、オシロイバナには毒があると言われております。その毒は、草全体はもちろん根や種にも「トリゴネリン」と呼ばれる毒があります。ご家庭で飾れる場合には、ペットや小さいお子さんが誤って口にしないよう、置き場所には十分注意が必要です。また道端にもよく咲いているので犬の散歩中にも気を配る必要があります。
【まとめ】
オシロイバナは特別な環境がなくても、日当たりと水はけが良い土があれば、赤や黄色、もちろんピンクと言った様々な色の花を育てることができます。ガーデニング初心者でも、肥料などいらずに育っていくことができるオシロイバナです。
昔のように種を割って白粉で遊んでみたり、花を高いところから落としてパラシュートのように遊んでみたりと、昔を思い出してお子さんと遊んで見てはいかがでしょうか。