スイートピーは、鉢植えでも切り花でも人気のある花です。可愛い花びらとやさしさを感じさせるスイートピー。
そんな可憐なスイートピーの英語のスペルや、その英語にはどんな意味があるのかをご紹介します。
スイートピーの英語のスペルは?
スイートピーは、マメ科レンリソウに属する植物です。種類によっては、一年草または宿根草になります。
そもそもスイートピーは、原産がイタリアの植物です。
一般的に、ガーデニングよりも、切り花としてのスイートピーやブーケなどに利用させる花として知られている花です。
スイートピーは、英語で「Seet pea」と書きます。和名にすると、「ジャコウエンドウ=麝香豌豆」や「カオリエンドウ=香豌豆」、他には「ジャコウレンリソウ=麝香連理草」などの呼び名があります。
花の色は、豊富で白・ピンク・紫・ブルー・イエロー・赤などがあります。
スイートピーの英語にはどんな意味があるの?
スイートピーの英語名「Sweet pea」の「Sweet」には、「甘い」・「やさしい」などの意味があります。
「pea」は、豆のことをいいます。スイートピーの花言葉には、「門出=departure」・「ほのかな喜び=delicate pleasure」・「やさしい思い出=tender memory」・「別離=good-bye」などの意味があります。
門出と別離は、言葉は違っていてもある意味、卒業や新たな旅立ちの意味ともとられますが、これは、スイートピーの花の形が、蝶が飛び立つ姿に似ていることからこの意味をもつようになりました。
また、スイートピーは、4月頃に花を咲かせますが、この時期は、まさに別れと出会いが訪れる季節であることも、この花言葉に意味になったともいわれています。
スイートピーが広まるようになったのは、スイートピーを愛したイギリスのエドワード7世(1841年~1910年)のアレクサンドラ王妃が、晩餐会や式典にはスイートピーを装飾として贅沢に用いたことからだったようです。
スイートピーがドワード朝を象徴する花として、周囲に認知され広まっていったようです。1982年頃松田聖子さんが代表曲「赤いスイートピー」が発表された当時は、実際、スイートピーの赤色は存在していませんでした。
ところが、その後の品種改良で正に赤いスイートピーも誕生するようになったのです。
まとめ
スイートピーの花言葉は、国によっても多少異なるようですよ。では、スイートピーの英語と意味をもう一度おさらいしておきましょう。
・スイートピーの英名は「Sweet pea」
・和名では、ジャコウエンドウ・カオリエンドウ・ジャコウレンリソウ
・「pea」は豆のこと
・花言葉の意味には、門出・ほのかな喜び・やさしい思い出・別離など
スイートピーは、その名の通り花言葉の意味も可憐なイメージでありながらも存在感がある花ですよね。