スイートピーを育てていると、このまま枯れてしまうのはもったいないと感じることがあります。こういう時は、スイートピーに限らず、押し花にして楽しむという選択肢があります。しかし押し花にするにはどうやったらいいのか、わからない場合があります。

やり方を知っていても押し花の完成品が想像と違う形になることもあります。今回は誰でも簡単に、想像通りの仕上がりの押し花にすることができる方法を書いていきます。

スイートピーの押し花の作り方

スイートピー 押し花 作り方

スイートピーの鮮やかなピンク色の花を乾燥させていきます。乾燥していくと、深みのあるような落ち着いたピンク色に変色していきます。

押すときの方法ですが、花の中央にある白い花びらの中にある、固い角のような芯がありますので、そちらを取り除いてから押していきます。

茎の部分の押すときに表面を軽く削いでおく、または紙やすりで軽く傷をつけておくと早く乾燥します。

このときスイートピーのツルも一緒に押しておくと、デザインの幅が広がりますので余裕のある方はお試しください。

押し花にするには、水分を十分に乾燥させなくてはなりませんので、厚みのある花は控えた方がいいでしょう。

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また重しは、新聞紙や分厚い雑誌(週刊少年ジャンプなどの雑誌やタウンページ、百科事典など)を用いて、水分を吸収していきましょう。あまりに重いだと、花が薄っぺらくなってしまいます。

押し花にしてからだと花の位置を変えられないので仕上がりを意識して置きましょう。1日分の新聞紙で押していき、3~4日経って花が乾燥していれば完成です。

保管するときは密封できるものにいれて、太陽に当てないようにしておきます。

まとめ

押し花にする手順で一番時間がかかるのは、花や茎の水分を乾燥させることです。乾燥させるための重しが水を含んで変形したり、整えた通りの形に押し花が完成しなかったりすることがありますが、完全に乾燥させるために全力を尽くしましょう。

形は押し花になってからは整えることが非常に困難で面倒になるので、押す前に整えておくと非常に後が楽になります。

スイートピーは乾燥させていくと花の色が変わりますが、乾燥が長いと思っていた色にならないこともあるので気を付けてください。