押し花は、新鮮な花や葉っぱを分厚い本を重石にして平面状に乾燥させたものをいいます。最近では、押し花の作り方も様々な方法があります。押し花は、しおりなどの小物だけでなく、ネイルのデザインになったりレジンを使ったピアスなど小物やスマホケースやキーホルダーなどにも使われています。また簡単にできるため人気もあります。立体的なツツジの押し花の作り方とはどのようなものでしょうか。
ツツジの押し花の作り方とは
まず、押し花の簡単な作り方は、新鮮な花をを選び茎の根元から切ります。新聞紙や分厚い本の間にティッシュを重ねて敷き、その上に摘んできた花を完成させたい花の形に整えてから新聞紙や本を挟みます。その上から、重石を乗せて平面状に乾燥させます。新聞紙の場合、新聞紙が花の水分を吸っていることがあるので、新聞紙のみ交換すると綺麗に押し花ができます。ティッシュが湿っているようなら、まだ乾燥が足りないためしばらく乾燥させます。乾燥できた押し花は、湿気に弱いため、乾燥剤の入った密封できる袋で保存させると綺麗な状態で保存できます。この方法では少し時間がかかるので、もう少し短時間で押し花を作る方法があります。電子レンジを使うと短時間で押し花が作れます。段ボールの上にキッチンペーパーを敷きその上に花を並べて、その上からキッチンペーパーを敷き段ボールで挟みます。花の位置がずれてしまう可能性があるため、段ボールを輪ゴムで固定させます。600wの電子レンジで、だいたい40秒〜1分ほど加熱します。
この時、加熱しすぎると花の色が悪くなったり焦げたりします。注意しながら加熱するようにします。乾燥したら完成です。もっと手早く作る方法はアイロンを使った方法です。新聞紙の上にクッキングシートを敷きその上に花を置いてその上かクッキングシートを敷き、低温でアイロンをかけます。乾燥できたら完成です。花びらが薄い花は下のクッキングシートが剥がれなくなるため注意が必要です。ツツジは立体的な花のため、花を広げやすいように切り取った花の茎側を大幅に切ります。また、花びらが薄いのでアイロン押し花を作ると、クッキングシートが剥がれない可能性があります。ツツジは、ゆっくり時間をかけて押し花を作ることが必要になってきます。
【まとめ】
押し花には、いくつかの方法があります。花の性質をよく確認して作ることが必要だということがわかります。ツツジも押し花にしても綺麗な花です。ツツジに合った押し花の作り方で押し花を楽しむことができます。色褪せやより綺麗に押し花を作りたいという方や初心者の方には押し花キットも市販されているので押し花に挑戦しやすくなっています。