アスチルベはユキノシタ科チダケサシ属に分類され、日本には昔から「アワモリショウマ」や「チダケサシ」という原種があったそうです。それをヨーロッパで品種改良されてたようです。そんなアスチルベは、5月~8月頃にピンクや白、赤、紫のふわふわとした花を咲かせます。とにかく丈夫な植物のため、初心者でも育てやすいと言われています。
そんなアスチルベは数を増やすにはどうしたらいいのでしょうか?それでは今回は、アスチルベの増やし方についてご紹介します。
【アスチルベを増やす方法は!?】
- 株分け
・株分けは休眠期に!
株分けを行うには、極寒期を避けた10月~11月、3月が適しているそうです。株分けをした後は、根の張りも弱くなっているので、霜に当たってしまうと枯れる可能性があるからのようです。
・株分けは一番楽!
アスチルベを増やす方法としてもっとも簡単なやり方です。彫り上げた株の根をほぐして、ナイフや包丁などで分けていくだけです。細かく分けてしまうと花のつきが悪くなってしまう可能性があるので、大きく分けるのがポイントです!アスチルベは生長スピードがとても速いため、古くなった株を地植えの場合でも鉢植えの場合でも分けたほうが良いようです。
- 種まき
・冬から早春に!
基本的に種の市販の種を売られていませんが、2~3月頃に種を蒔くと良いそうです。暖かくなるとすぐに芽が咲き始めます。
・種まきでの増やし方
腐葉土と緩効性肥料をよく混ぜ合わせて土を作りそこに植え付けます。とても小さな種ですが、育苗トレイなどは必要なくそのまま鉢か花壇などにまいていいそうです。種を蒔いたあとは水をたっぷりと与え土は湿り気のある状態にしておいたほうが良いそうです。
・深さは?
鉢植えの場合10cm~15cm程の深さで植え、地植えの場合は15cm~20cmほどの深さに植えます。発芽率が安定しないため、少し多めの種を蒔いた方が良いそうです。
【まとめ】
アスチルベを増やすには、2つの方法があるそうです。①株分け、②種まきです。一般的に行われる方法は株分けではないでしょうか?一番簡単な方法で難しくないのでおすすめです。種まきは、基本的に種自体が売られていないので、入手が難しいかもしれませんね!株分けの方法は、ナイフさえあれば簡単に行えるので実際やってみてはいかがでしょうか?