どんな植物も増やすためには、まずは元気にすくすく育っていることが大前提です。
そのためには、正しい知識と、毎日の世話がかかせません。
今回は、クレマチスの増やし方などについて紹介します。
クレマチの増やし方と取り木(挿し木)のコツについて
クレマチスは、何年か育てているうちに根っこの密度が高まって湿度があがってしまい枯れてしまう事があります。
日本は特に湿度が高いため、慎重にしていかなければなりません。
取り木(挿し木)というのは、人工的に増やす手段の1つです。茎の途中から根っこを生やせて、その後に取る事を取り木といいます。
庭植えの場合も、取り木(挿し木)をして株を更新することが大切です。
鉢植えに植えていたとしても、植え替えが必要となります。
なぜかというと、それを繰り返していくうちに、植え替えが厳しくなってくるからです。
どちらにしても、取り木や挿し木をしながら進めていく必要があります。
取り木は、盛んに育つ5月~8月頃に行われます。
つるを倒して土をかぶせてあげて、地面に埋まったつるはやがて根っこが生えてくるようになります。
根っこの生えたつるを切って改めて埋めなおします。
こうすることで新しい株ができて、またすくすく育っていくようになるのです。
他にも、増やすためには挿し木をはじめ、つる伏せ、実生、接ぎ木などの方法もあります。
クレマチスを育てる魅力の一つは、上記のような方法を使って自分で増やしていくことが出来るという点なのでしょう。
【まとめ】
いかがでしたか?
取り木という方法は、実にシンプルで試しやすそうですよね。
一番王道な方法は、挿し木というものらしいですが、ぜひこの機会に取り木という方法で試してみてはいかがでしょうか?
上級者になると、取り木の方法を用いて1度に何株も採れるようになるそうです。