みなさんは植物の苗を購入されるとき、何を基準に選ばれるのでしょう?おそらく、花とつぼみの数や、葉の状態を見ているのではないでしょうか。シクラメンの苗を選ぶときもそれは同じで、もう少し細かく良い苗の選び方のコツについて見ていきましょう。
シクラメンの良い苗の選び方について
シクラメンの苗は、だいたい花が数本咲いている状態で販売されています。最初に見るところは健康状態です。買ったは良いけど、すぐダメになってしまっては、悲しくなりますね。
そんな失敗をしない為にはどうすれば良いかをいくつか苗の選び方について紹介します。
蕾の数はどれくらいあるのかを見ます。球根の中心から花芽が多く出ているものや、色も形もキレイであれば、その苗は健康な状態といえます。
花弁の状態がキレイな色をしていれば問題ありません。変色していたり、傷んでいると病気や虫に侵されている可能性が高いので、避けましょう。
葉の数は多い方が良い苗と言えます。シクラメンは花と葉の数が一緒と言われているので、葉が多ければ花も多いのです。
ただし、葉は多くあるのに、花が少ないものがあります。その際は、蕾を見ます。状態を見てなんでもなければこれから咲くので問題ありません。
葉の大きさ、形、色に関しては、大きさが大小バラバラな苗は避けたほうが良いでしょう。管理に問題があり良くない状態です。
葉の形ですが、変形したものは避けましょう。美しく整った形の葉があれば、花も美しく咲きます。シクラメンの花と葉は対となっているので、歪んだものを選ぶと花も変形する可能性があります。
花と葉以外でいうと、球根の状態も確認出来ると良いでしょう。シクラメンの球根は頭を少し出した状態で植え付けるのですが、その頭が見えずに埋まっているものは避けましょう。
触るとブヨブヨ感があるものは傷んでいる可能性があります。
カビなども、花や葉、茎に白っぽくなっているものは避けましょう。
まとめ
シクラメンの苗は、花や葉の状態を見ればだいたい、その苗が良いか悪いかわかりますが、もっとよく観察すると、茎や球根に病気の原因が潜んでいることがありますので、より慎重に良い苗を選んでたくさん花を咲かせたいですね。