アメリカンブルーを増やすときは、種が売られていないため、苗を購入して植え付けることになります。
アメリカンブルーは、春の1年草として扱われることが多い植物(実は冬越しも可能な多年草なのですが)です。
したがって苗も春の早い時期から販売されるのではないかと考えてしまいがちです。しかし実際は同じ春でも少し遅い時期にならないと、花屋の店先に苗が置かれることはないようです。
アメリカンブルーの苗を手に入れるためには、いつまで待たないといけないのでしょうか?またアメリカンブルーの苗が実際に売り出されているのを見かけたときに、どのような基準に従って選べばよいのでしょうか?
アメリカンブルーの苗が販売される時期
アメリカンブルーの苗が市場に出はじめるのは、地域や店舗にもよるでしょうが、毎年ゴールデンウィークの頃です。春から夏にかけてポット苗や鉢花に仕立てられて店頭に出回ります。開花時期が5月から10月ごろまでと長いので、苗を販売する時期も他の植物に比べて長いのですが、それでも苗が市販されている時期は5月から6月、ネットショップで探しても8月いっぱいくらいです。
アメリカンブルーの苗の選び方
アメリカンブルーをはじめて育ててみようとする場合には、市販の苗を購入して植えるのが普通です。
植え付けに最も適した時期は5月上旬から6月上旬の、気温が十分に高くなった頃になります。
苗を植えるときは緑色が鮮やかで、葉が良く育っており、枝が太くて数が多く四方にバランスよく伸びているものを、選ぶとよいでしょう。
購入したアメリカンブルーの苗はすぐに植え付けます。このときひょろひょろと不自然に伸びている枝があったら切り戻しを行なっておきます。
【まとめ】
アメリカンブルーの苗はゴールデンウィークのころから6月上旬までの間、園芸店やホームセンターの店先で売られています。ネットショッピングならもっと遅く、たとえば8月くらいまで手に入れることができるかもしれません。
葉の勢いが良く茎のしっかりした苗を選んで鉢や地面に植え付けて、きっちり管理をすれば、かわいい青い花がいっぱい咲いた涼しげなこんもりとした茂みを、真夏に作り上げることができます。