カトレア・ワルケリアナは、南米ブラジルに自生するカトレアの一つでその華麗な花姿で日本でも人気の高い品種です。カトレア・ワルケリアナには多くの色のバリエーションがあります。

今回はその中の「アルバ」という色の種類について紹介します。

カトレア・ワルケリアナ・アルバの花の色は?特徴とは?

カトレア ワルケリアナ アルバ

カトレア・ワルケリアナには、セミアルバ、セルレア、チポなどの色の種類があります。そしてアルバとは「白色の」という意味です。

カトレア・ワルケリアナは、ブラジル原産のカトレア原種の一つです。

カトレア・ワルケリアナはカトレア属の中では小型に分類されますが、株が小さい割に、大きな花を咲かせます。場所をとらない上に、花持ちもよいのが、人気がでた理由の一つでもあります。

カトレア・ワルケリアナ・アルバは萼片、花弁、リップにいたるまで白が特徴の花です。蕊中からリップにかけて少し薄い黄色はいることがあります。

主に冬咲きですが、他のカトレアと比べた場合に冬季の日当たりは多く必要になるといわれています。

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また、カトレアは、栽培時に季節の温度差を大きくつけることが必要ですが、カトレア・ワルケリアナの場合はさらに大きな温度差が必要になります。

それは、自生地における夏と冬における最高気温と最低気温の差がとても大きいからです。日本で栽培するときには、寒暖差をつけるのが難しい品種でもあります。

生育の際には、芽が出てから、蕾が出るまでの時間が短くバルブ(新芽がのびたあとに葉の下にできる茎のような形をしています。

カトレアの場合はこの中に株や花が生長するための水分・養分が含まれています。)がまだ隠れているうちにシース(葉の下にある葉を包む鞘のようなものです。カトレアの場合は花芽を包む変形した葉となります。)がない状態で花が咲きます。

まとめ

カトレアは洋ランの女王といわれほど、その見かけに貫録と豪華さを感じさせてくれる花です。そのカトレアの仲間のカトレア・ワルケリアナ・アルバは真っ白な姿で私たちに豪華さとはまた違った清楚なたたずまいを見せてくれています。

華やかな色が多いカトレアですが、白い花もまた違った趣があってよいものですね。