カトレアといえば、紫がかった色を想像してしまいますが、他に赤や黄色、ピンクそして白の種類もあります。
今回は白色の花を咲かせるカトレアの種類と特徴について紹介します。
カトレアで花が白い種の名前と特徴は?
カトレアの花はセパルとよばれる萼片、ペタルという花弁、カラムという蕊柱、リップという唇弁からなっています。
大きな花が多いので、この全てが白い花ということではなく、セパルとペタルだけが白いものについても紹介します。
カトレア ロディゲシー シラユキ・・ブラジル原産のカトレアです。ピンクの花の色が多い種ですが白い花が咲くことがあります。花の大きさは大体10cm程度です。
カトレア インターメディア シラユキ・・ロディゲシーと同じようにブラジル原産のカトレアです。リップの中まで白いのが大きな特徴です。
まだ、カトレアが良く知られていない昭和初期からある品種です。一つのバルブ(茎)から2つくらいの花を咲かせてくれることもあります。
カトレア パストラルイノセンス・・白く大きな花(15cm位)を咲かせます。開花は冬~初春です。他のカトレアと比べるとリップも大きくできています。
リップの中心は薄い黄色になっており、周りの白色と絶妙のコントラストです。 一茎に2~3花を咲かせます。
カトレア ハワイアンウェディングソング・・夏に咲くカトレアです。こちらのカトレアのリップにも黄色が入りますが、パストラルイノセンスと比べると、全体的に薄く黄色がかっている、といった感じです。
その名にあるようにハワイでできた品種です。
カトレア エンジェル ベルズ スージー・・秋咲きの品種で、花の大きさは15cm位になります。全体的に白い品種ですが、リップの芯から黄色がリップ中央まで広がるような構図になっています。
まとめ
白いカトレアには清楚なイメージがあり、よく結婚式でも使われるようです。特にハワイアンウェディングソングは、ぴったりですね。ハワイには、カトレアが咲いているプールがあるホテルもあるとのことです。青い海に白いカトレア、なんともロマンチックな組み合わせではないでしょうか。
またカトレアを調べていくと、末尾にアルバ(alba)と最後につくと白い品種です。(アルバとは、白質という意味です)白いカトレアを調べるときには、アルバがついているかも確認してください。