ゼラニウムは通年で楽しめる草花ですが、通年で楽しめるだけあってほとんどの時期に花を咲かせてくれます。
そんなゼラニウムを長く楽しむためには、鉢変えや植替えが必要になってくると思います。
ゼラニウムを長く楽しむためには、どんな時期に植替をすればいいのでしょうか?
植替えの適切な時期はあるのでしょうか?調べてみたいと思います。
ゼラニウムの植え替えの時期
ゼラニウムの植え替えの時期は基本的には6月~7月頃、秋の初めの9月~10月頃が一つの目安になります。
何故この時期がいいかと言いますと、この時期の気候が穏やかで切り戻しと植え替えによる株へのダメージが少ないこと、切り戻しで切り落とした枝を使って挿し木で増やす良いタイミングであることがあります。
ゼラニウムの植え替えは基本的にはどの時期でも大丈夫なのですが、生育が止まる真夏と冬はやめておいたほうが無難です。
ゼラニウムの植え替えの方法
鉢上げ、植え替えのときには一回り大きな鉢を用意して、鉢底が隠れるくらいにゴロ土を入れて培養土1リットルおよそ3gの緩効性肥料を混ぜて植え替えをします。
植え替えを終えたら、すぐに日向には出さずに、およそ2~3日をめどに半日陰のような場所において、土になじませたあと、徐々に日向の明るさに慣れさせてください。
自分で土を作る場合は赤玉土(小)と腐葉土、バーミキュライトを6:3:1の割合で用土を作ります。
この用土配合は加湿を嫌う植物用の割合になっているのでゼラニウムに最適の他、他の加湿を嫌う植物にも適用されます。
用土を自分で作る時は土1リットルあたり小さじ1杯を目安に苦土石灰を混ぜて土を中和させ酸性度を低め弱酸性の土にします。
こうすることによってゼラニウムに適した用土を作ることが出来ます。
まとめ
ゼラニウムの植え替えは基本的にはオールシーズンできるが、生育が止まる夏場と冬場は避けて、6月~7月、9月~10月の時期に行うのがベストです。
この時期なら気候も安定していて、切り落とした枝を使用して、挿し木でゼラニウムを増やせるタイミングでもあるのでちょうど良い。
ゼラニウムをちょうど良い時期に植え替えて、増やしてお花を楽しみましょう。