ゼラニウムと言えば、アロマでも有名であり香りをイメージする方も多いかと思います。
実際に元となる花を育てている人は昔から大勢おり、花を育てる家庭には必ずあると言われていた程です。
その種類は200を超え、交配を重ねたりと増えています。
長期に渡り楽しめることも魅力のひとつですが、それには剪定は欠かせません。
今回は、ゼラニウムの剪定の方法と期間についてご紹介します。

ゼラニウム 剪定 方法 時期

ゼラニウムの剪定の方法

切り戻しは全体的に大きくなって来て、形が悪いと思ったときに行います。
また、背丈の高い花の場合、位置を低くするためにも行われます。
ゼラニウムはもともと背丈の低い植物のため、無理矢理行う必要はありませんが、気になったときに行っておくと、木質化を防ぐ効果もあります。
木質化してしまうと、戻ることはありませんので予防のためにも行いましょう。

切り戻しとは、伸びすぎた枝や茎を切り取り、株を短くして植物の形を整えることを言います。
また、風通しも良くなり病害虫を予防する効果もあります。
まずは根元に葉があることを確認します。
思い切ってバッサリと切って問題ありませんので、目安は鉢に沿って整えるように切ります。

切り戻しをするときに使用するハサミは、出来れば清潔な物にしてください。
細菌が切り口から入り、切り戻し後に枯れてしまう可能性をなくすためです。
気候は晴れた日で、午前中が一番良いでしょう。

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ゼラニウムの剪定の時期について

基本的に生育期間中であればいつでも切り戻しは可能です。
生育期間は4~7月と9~11月の間。
この期間内であれば、切り戻しを行ってもすぐに生長し、素早く形を整える事が出来ます。
また、この時期の気候は比較的穏やかで、株へのダメージが少ないこともメリットです。
切り戻しで切り落とした枝を使い、挿し木として増やすことも良いでしょう。

まとめ

文字にすると大変なイメージもあるかと思いますが、ゼラニウムは全てにおいて比較的育てやすくガーデニング初心者の方でも人気の高い花です。
剪定を行うのも頻繁ではなく、年に1、2回のこと。
長期的に育てることの出来る花なので、欠かさず実行してくださいね。
大事に育てると、綺麗な花を咲かせとても良い香りのするゼラニウム。
何度も楽しめるよう、実践してみてください。