チューリップと言えばオランダですが、日本も負けてはいません。ですが、オランダの生産量に比べると、まだまだ遠く及ばず。

現在のチューリップ生産量世界一はどこの国でしょうか。オランダは、今も世界一の称号を守り抜いているのでしょうか。

チューリップ 生産量 世界

チューリップ生産量世界一はどこの国?

チューリップ生産量世界一は、オランダです。想像通りだったでしょうか。

オスマントルコ帝国で栽培されていたチューリップがオランダに伝えられたのは、16世紀。

1592年、カルロス・クルシウスなる人がチューリップに関する本を書いたことから、チューリップの人気が出て、クルシウス氏の庭の球根が度々盗まれるようになったとのこと。

17世紀半ばになると、チューリップマニアなる人たちがオランダのバブル経済を支えるかのごとく、球根を買いあさり、ものすごい高値がついたそう。その人気を落とさぬよう、今も、オランダは世界一を守り抜いているんですね。

チューリップ生産量日本一はどこ?

チューリップ生産量日本一は、富山県です。球根出荷量・品種保有数すべて、富山県が現在日本一です。富山県に勝てる県はありません。ですが、なぜか、切り花に関しては新潟県が一位になっております。

チューリップ栽培が盛んな富山県・新潟県では、ともに県花をチューリップにしており、富山県にはチューリップテレビと名称をもつテレビ局があります。

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チューリップ生産量の統計について

2013 年におけるオランダの球根栽培面積は、約18,500 ha。もちろん、世界一であり、イギリス・中国・アメリカ・フランス等の主要国全体の6割を占める栽培面積となっております。ちなみに、2013年度の第二位のイギリスの面積はで約5,200ha、第三位の中国は国約4,500haとなっておりました。

オランダは2000年には20,788 haの栽培面積でしたが、2013年には18,528 haと減らしてしまいましたが、それでも、世界シェア56.6%という高い数字を出しております。

ちなみに、日本も、2000年には995 haでしたが、2013年には414 ha となり、世界シェア1.3%となっております。

まとめ

日本で最大品種のチューリップが見たい時は、富山県砺波市にある砺波チューリップ公園、もしくは長崎県佐世保市にあるハウステンボスに出かけてみてはいかがでしょうか。

砺波チューリップ公園では600品種、100万本のチューリップを、ハウステンボスでは700品種100万本のチューリップが楽しめます。出かける時期によっては咲いていない場合もありますので、公式ホームページ等でチェックした上でお出かけください。