菊には、上に上にと育つ傾向がありますので、何もしないでいると、伸び放題になってしまいます。伸びすぎてしまうと、上の先端部に栄養がいってしまい下の方は枯れてしまいます。それを防ぐには、切り戻しという作業を行います。

今回は菊の切り戻しの方法や時期について紹介します。

菊の栽培時切り戻しについて

菊 栽培 切り戻し

菊の切り戻しの方法は?

伸びてきた枝と茎とを切りとって株を小さくする事を切り戻しといいます。切り戻しをしないと枝が伸びすぎ、菊の新芽が育ちにくくなります。切り戻しをしなくても花は咲きますが、小さくなることが多いようです。

切り戻しを行えば、枝を少なくした分、新芽、実、花への養分を回すことができ、風通しが良くなるので、病害虫発生の予防にもなります。

切り戻しの他に似たような作業で摘芯があります。切り戻しも摘芯も茎を切る作業ですが、摘芯は茎先を切ります。

摘芯のコツとしては、側枝を3~4本きれいにそろえて育てて伸ばすために、7~8葉以上が展葉したら生長点のある小さな芽を摘み取ることです。

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菊の切り戻しの時期は?

切り戻しは、株が大きくなりすぎた時に夏場に行います。切り戻しは普通、鉢や室内、花壇、庭など菊を栽培している場所の広さに合った高さで行うことが多いですが、根本から15~20cm位の位置で茎を切ります。

しかし切りすぎると株が小さくなってしまうという意見があるようです。菊栽培の初心者の方は避けた方が賢明かもしれません。

一方の摘芯の時期ですが、まず春先に行います。次は開花が予想される日の少なくとも60日前には2度目を行うのがよいです。

8月が開花時期なら、遅くとも6月には、10月なら8月には終わらせると考えてください。開花の時期に近づいてしまうと摘芯した部分からは十分生長できず、格好の悪い菊になるので摘芯の時期には注意が必要です。

まとめ

せっかく伸びた幹や枝を切ってしまうのは、なんとも心苦しいような感じがしますが、切り戻しを行う事で、菊の方もまた元気に生長する事ができます。また、切り戻しを行えば、風通しがよくなり、病害虫の被害も少なくする事ができます。切り戻しを行う事で菊が育つ環境をよりよくできるのですから、仕方ありませんね。