日本の民族衣装でもある着物。着物を着るとなると体力がいるので、歳をとるとなかなか着る機会もなくなりましたが、昔の人は何か行事があると必ずといっていいほど、着物を着ていました。

そういう私も子供のころは茶道と華道を習っていたので、着物とは縁があります。茶道は着物の柄にもうるさかったので、ここでそのおさらいを兼ねて考えてみたいと思います。

着物の柄にはそれぞれ意味がある。菊の柄はどんな意味?

菊 着物 意味

今は着物といえども、洋服の感覚が強くなって柄も洋風で大胆なものが多くなりました。古典柄と言われる着物の柄ですが、それぞれに意味があるのです。

菊の柄の意味

菊には無病息災、邪気払い、などの意味があります。実際に菊の香りには心を落ち着かせる効果があるそうです。ですので、とても縁起のいい柄です。

菊の花は丸い形をしていて、太陽を連想することから花の中でも特に位の高い花とされています。秋の花のイメージがありますが、どの季節でも用いられます。

茶会など行事で着物を着る時

小難しい話なのですが、茶道を習っていたときには着物の柄をうるさく言われました。体のほとんどの面積を柄で覆う衣装ですから、柄が大きな意味を持ちます。

茶道は特に季節を重視していましたので、着物もそれに習って季節のある柄を着る、そして季節を間違えないということでした。

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春なのに紅葉柄を着たり、秋なのに桜柄の着物や橘柄の着物は着るなという事です。もちろん春に青い紅葉ならいいのですが。菊の柄は年中着用できるので、一枚持っていると便利よとも言われました。

私は一枚しかもっていなかったので、四季の花が全部入っていましたが。

着物の柄で季節を感じ、演出していたのです

かようにうるさい着物の作法ですが、昔の人が四季をどのように感じていたかよくわかります。

当たり前ですが茶室などは着物姿の人ばかりです。着物の柄がちぐはぐだと季節は無茶苦茶になりますし、せっかく床に季節の花を飾っても、一番目につく着物姿が違う季節だと、どのように感じていいのか分からなくなってしまいます。

子供の頃のお稽古事だったのですが、なるほどと思う所もたくさんありました。

まとめ

もっと気軽に着物を着られたらいいのになと思う半面、着物の作法もきちんとしたいとも思ったりで、なかなか着る機会がなくなりました。

大好きなのは御所車の模様なので、この歳では似合わないでしょう。人生100歳とかいいますが、100歳に似合う御所車ってないでしょうかね。