バラは園芸種の中でも群を抜いて人気の高い花の一種としてよく知られている花です。おそらく、花屋などに行くとよく目にすることでしょう。贈り物としても非常にメジャーな花なので、誰しも一度は見たことがあるのではないでしょうか。
さて、そんなバラですが、自分の手で育ててみたい、と思われる方も少なからずおられると思います。というわけで今回は、そんなバラを家庭でも育てる方法の一つである鉢植えでの育て方についてご紹介していきたいと思います。
バラの鉢植えの鉢の選び方と土の作り方
バラの鉢植えでまず大事になるのは鉢の選び方。植え替えなどの面倒な手間を省くために、鉢はできればスリット鉢にすると良いでしょう。
スリット鉢にすると、鉢底で根がぐるぐる巻いてしまうサークリングという現象が起こりにくくなるので、おすすめです。
ただし、見た目が少し悪いので、スリット鉢ごと好みの鉢に入れてしまう、という方法が良いでしょう。
そして次に土の選び方です。土はバラ専用の培養土を使うと簡単なので、それを用意すると良いでしょう。他の土で選ぶ場合には、水はけの良い土を選びましょう。
バラは特に群れに弱いので、水はけには充分に注意してあげることが大切でしょう。
バラの鉢植えに必要な肥料は?
肥料選びのポイントですが、窒素に対してリン酸やカリウムなどを多く含んでいるものが良いでしょう。
窒素が多すぎるとうどんこ病という病気にかかりやすくなってしまうので注意が必要になります。
また、バラは肥料食いと呼ばれているような花なので、たっぷりと肥料をあげるようにしましょう。
四季咲きのバラの場合には特に、開花後には体力の回復のために肥料を追加することを忘れてはいけません。
バラの鉢植えの水のやり方は?
バラは先程も書いたように、蒸れに弱い花です。なので、土の表面が乾いてから水をやるように気をつけておきましょう。
水が蒸発してしまうと蒸れの原因になるので、時間帯としては午前中、もしくは夕方にあげるようにしましょう。
土の状態に気を配りながら水やりをするのがポイントです。
まとめ
バラを鉢植えで植えるときにはさまざまな注意点があるんですね。まずは鉢選びと土選び。根が伸びやすい鉢と栄養があって水はけの良い土を選ぶことがまず大切です。
そして、肥料選びなども大切にしておきましょう。さらに、育てる上では水やりのタイミングなども注意して育てるようにしなければならないですね。