アマリリスは通常、球根で育てる事が多い植物ですが、なかなか分球しないので増やすには時間がかかってしまいます。種を撒いた場合はうまくいくと3年ほどで花が咲く球根になるので、球根よりも多くの花を見る事ができます。

今回はアマリリスの種の撒き方や、時期について紹介します。

アマリリスを種から育てる!種の撒き方や撒く時期はいつ頃?

アマリリス 種まき 時期

アマリリスの種を撒く時期は基本的に気温が低くなければいつでもよいのですが、後の事を考えて、7月までには撒いた方がよいです。また、花後で、採取した種を使うのであれば、採取後早めに撒くと発芽率が高いようです。また、種を保存する場合は日陰で1週間ほど乾燥させて下さい。

種の植え付けは、最初に元肥を少し入れた土を、種を撒くポットやプランターに入れます。その土の上に肥料を含んでいない土をしいて下さい。撒く時に使う土は、水はけが良く、雑菌の無い土なら何でもよいです。

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アマリリスの種が見え隠れするくらいの土をかけて下さい。種を撒いたらたっぷりと水をかけて雨の当たらない日陰に置いておきます。芽が出てきたら日向において下さい。

発芽後、1か月位で追肥をします。肥料は球根用の肥料を使います。大体1.5か月~2か月位で葉が生長してきます。2か月半位で小さな球根ができていることもあります。

冬の間は霜の当たらない所において下さい。少しでも生育を早くするためには、2週間に1度くらいの潅水を行うとよいです。うまく生長していて、プランターやポットがいっぱいになった場合の植え替えは4月下旬から5月位の時期に行った方が無難です。

種まき後1年くらいで、葉が大きく生長していたら、リン酸分の多い肥料を2か月に一度位与えるとよいでしょう。1年半位で、球根が3cm位まで生長してれば、うまくいっていると考えてよいでしょう。

花が咲くようになるまで、球根の肥大に合わせて、ポットの植え替えを行って下さい。

 

まとめ

アマリリスを種から育てると、色々な楽しみがあります。種から育てると花が咲くまでには時間がかかりますが、親と同じ花ばかりでなく、今までにない素晴らしい花が咲く可能性もあります。ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。