クレマチスは種類によって本当に多様な種類があります。初めてクレマチスを育てるにあたって、どんな種類が育てやすいでしょうか?今回はジャックマニーという種類を例に挙げて紹介していきます。

クレマチス ジャックマニー 育て方

クレマチス・ジャックマニーの育て方について

ワンシーズンに何度も花を楽しめる四季咲きであり、狭い庭やベランダなど、あまり場所を取れないところでも育てられるのが、ジャックマニーの特徴です。多花性であり開花期間が長いのも特徴で、花が終わった後に剪定をすることによりワンシーズンで複数回花を楽しめるのもできます。

また、ジャックマニー系のクレマチスは比較的暑さにも強く、猛暑の東京でも負けずに花を咲かせることもできます。

クレマチス・ジャックマニー系は剪定が簡単

植物を育てる上で最初はハードルが高いと感じる剪定も、ジャックマニー系は比較的簡単にできます。ジャックマニーは前年に伸びたツル、今年伸びたツルどちらにも花芽を付ける新旧枝咲きです。最初の開花時期は5月頃で、1か月近く開花します。一通り花が終わったら、地面から2~3節目の真ん中あたりをバサッと剪定してしまいます。何故節の真ん中を切るのかというと、節で切ってしまった場合枝が枯れこんでしまい、芽まで枯れてしまう恐れがあるからなのです。なるべく節の真ん中を切れば良いだけですから、あまり迷うこともないと思います。

スポンサードリンク

二番花の開花時期は剪定のタイミングにより変わってきますが、大体剪定から1か月後。最初の開花が5月頃なので、気温が高い7月

から8月に咲く花は本来より少し赤みがかった色をしていてこころもち小さ目サイズになります。花が終わったらまた最初の剪定と同じ要領でバッサリと切ってしまいます。その後は大体10月頃。これも花が終わったら剪定をして、次のシーズンに備えるわけです。

これを繰り返すことによりワンシーズンに3回ほど開花することが出来ます。クレマチスのつぼみは比較的色味が地味ですが、それが開くと途端に華やかになります。特にいくつもの花が咲き満開になるととても綺麗ですよ。

【まとめ】

クレマチスはつる性のため、このジャックマニーも2~3mほどまでツルを伸ばします。トレリスやオベリスクなどを用意してツルを這わせてくださいね。また、ジャックマニーはクレマチスの中でも花のサイズが大き目で、色味も紫系で濃淡ありますし、白や赤、ピンクなどバリエーションも豊富です。是非、お気に入りのジャックマニーを見付けて育ててみてはいかがでしょうか?