みなさんは、ひまわり畑のひまわりが開花時期を終えた後、どうなるのかご存知でしょうか。もちろん切り花や、ドライフラワーとして楽しむことができますが、ひまわりは緑肥植物であることでも有名です。緑肥とは、栽培していつ植物を収穫することなく、そのまま畑の土の一緒に耕して肥料にすることです。こうすることで畑の水はけがよくなったり、保水力が高まります。もちろん、栄養も含まれているので次に育てる作物の育ちにもよい影響と与えることができます。今回は、ひまわりの緑肥方法についていろいろ調べてみました。
ヒマワリの緑肥方法
ひまわりの緑肥を行うには畑で育てることが一番簡単にできると思います。まず、成長しきって種が落ちている状態になったひまわりを根っこごと抜き取ります。この際に雑草抜きもしてください。次に茎を5~7㎝の大きさに切り取り植込みのスペースに積んでいきます。積んだひまわりに糠を振り込み土と混ぜます。残った種は翌年分に取っておくのもよいですが数が多いので細かく刻んで混ぜてしまいましょう。あとは放置していて問題ないのですが雑草が生えてきたら取り除いてください。
ひまわりの緑肥を行う時期
ひまわりの緑肥を行う時期は、ひまわりの開花後、種が落ちてからとなるので約9月下旬ごろから行います。次の植物の栽培まで1カ月以上置く必要があるので緑肥が完了するのは10月下旬あたりになります。
【まとめ】
ひまわりには雑草の生育を妨げる作用があるため緑肥にいているうえに、雑考除去の手間が他の植物に比べるとかなり省けます。栄養豊富な肥料を作ることができこれにより、無農薬の野菜や花を育てることができるので多くの農家でも用いられている方法です。もちろん、家庭菜園にも最適です。緑肥つくりには少々手間がかかり、またひまわりの茎を細かくする際は刃物を使用することになるので小さなお子様と作る時は、十分注意が必要になります。しかし、それ以外の部分は小さなお子様でも行うことができるので次に育てる植物を考えながら一緒に作るのもよいかと思います。種は数が多いので取り除くのに手間がかかり取り除き忘れもありますが、スズメなどの小鳥の好物でもあるので地面に落ちた種を食べてくれます。自然と共存していることを感じられる素晴らしい作業になると思いますので是非、挑戦してみてください。