バラと言えばとても美しく気品のある花といったイメージも強く、実際に栽培している方もいます。
綺麗で香りも良いものが多いのですが、難点は病害虫の被害を受けやすい植物だということです。
ちょっと手を抜いてしまうと被害に遭い、無残な姿にショックを受けてしまうかもしれません。防ぐためには知識が必要になるので、害虫予防についてお話します。
バラに発生する虫を予防するには?
バラにつく害虫には種類がいくつかありますが、一つ一つの虫に対する予防と言ってもなかなか難しいものがあります。被害に遭いやすいもの全体的に対して、日ごろからどうすることが出来るのかを考えてみましょう。
まずは、風通しを良くすること。これは様々な植物でも同じことが言えますが、害虫も葉っぱの病気なども「湿気」を好むものが多く存在します。
枝葉が過密にならないように注意してください。そして、もうひとつは窒素肥料を与えすぎないようにすること。
とは言え、害虫の全部が湿気を好きかというとそうでもありません。5月〜10月頃に発生するハダニは湿気が苦手。
そのため乾燥状態を続けるのが良いわけではなく、手入れの際にときどき勢いよくホースの水を葉の裏に当てることで発生を抑えることが出来ます。
バラの害虫に対する薬剤の使い方
やはり何かが起こってからよりは、予防に努めることは大切です。基本的に気温や湿度が上がって来ると、虫も本格的に活動し始めます。それに合わせ、薬剤を散布することも効果的。
薬剤を散布するのに適した環境は、風のない晴れた日の午前中が良いでしょう。薬剤にもよりますが、葉にかけるものの場合は葉の裏表の両方に丁寧にしっかりとかけます。
土に撒くものもあるので、どの害虫に対して行うのかを考え市販の薬剤を購入しましょう。時期により害虫も色々なので、育てる環境も考え行ってみましょう。
害虫被害を見つけた場合はすぐに処置が必要です。虫を取り薬剤を撒くことが大半ですので、怖がっていたら出来ません。きちんと取り除き、被害から守ってあげましょう。
まとめ
バラはとても綺麗で豪華で魅力がありますが、戦わなければならない相手がたくさんいます。ガーデニング初心者の方には難しい花であるかもしれません。鉢植えであるミニバラなどから始めるのが良い選択でしょう。
玄関先やベランダなどで栽培してみて、楽しみながら経験するのもオススメです。そして場所や経験があれば、大きくたくさん育てることにチャレンジしてみましょう!