ハイビスカスにはいろいろな種類があります。品種改良をいろいろ行われ、色んな色・形のハイビスカスが生み出されてきました。今回ご紹介するのは、ハイビスカスの原種の一つである「ロバツス」です。

この記事では、ロバツスの育て方をご紹介いたします。

ハイビスカスの原種「ロバツス」の育て方!       

原種 ハイビスカス ロバツス 育て方

ロバツスとは、半つる性というとても珍しいハイビスカスの原種です。花の色は可愛らしい淡いピンク色で、一般的なハイビスカスよりも小さい花が可憐に咲きます。

花の時期は6月~10月ごろで、咲いた花はその日のうちに閉じてしまう儚さもまた魅力です。

種まきは春植えで、5月の中旬ごろに蒔くのが良いです。発芽率は低く、すべての種が発芽することはあまりありません。

なので、種を植える際は、まず大き目のプランターにいくつか種をまき、発芽してくれる種があるかどうかを見るとよいでしょう。

いくつか発芽するはずですので、発芽して元気のよいものを、一株ずつ別の鉢に移します。

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発芽した種は、しばらく日当たりのよい窓際やベランダで注意深く観察しながら育てます。葉っぱが大きくなり、茎がしっかりしてきたら、庭などに出しても大丈夫でしょう。日当たりが良すぎると枯れてしまうハイビスカスもいますが、一般的にロバツスは暑さには強いといわれています。

耐寒性は少々弱く、5℃を下回ると調子を崩します。ですので、外で育てるのは朝夕の冷え込みの心配がなくなってからにしましょう。

ロバツスは、基本的には1年草ですので、冬になると枯れてしまいますが、きちんとお世話をすれば室内で冬を越えることもできます。

冬越をさせる場合は、元気な枝を残して剪定し、温かい室内で水切れを起こさないようにしながら面倒を見る必要があります。室内は虫が沸きやすいので、外から運び込む際には虫がついていないかをきちんと確認し、受け皿の古い水も毎日捨てるようにしましょう。

まとめ 

いかがでしたか?今回はロバツスの育て方についてご紹介いたしました。見た目は小さく可愛らしいお花ですが、立派なハイビスカスです。珍しいハイビスカスを育ててみたい方はぜひ挑戦してみてください。