色とりどりの花で私たちを楽しませてくれるダリア。ダリアの花はめしべやおしべが花びらで隠れているのが普通ですよね?
ですが、秋になると花びらが減って、中のめしべやおしべが見えてしまうこともあるようです。このような状態を露芯というそうです。ここではダリアの露芯の原因についてご紹介します。
ダリアの露芯の原因は?
ダリアの花の花びらが減ってしまい、中のめしべやおしべが見えてしまう事を露芯と言います。この露芯の原因は日照時間が大きく関わってくるようです。ダリアの花は、日照時間が12~13時間ほどになると露芯してしまう事が多くなるようです。
ですが、品種によって時間に差があり、露芯しやすい品種や露芯しにくい品種などいろいろあるようです。ダリアを栽培している農家さんなどでは電照を利用して日照時間が14時間ほどになるように調節し、露芯することを防いでいるようです。
自分たちで楽しむ分にはあまり気にしなくてもいいのかな、と思ってしまいますね。露芯したダリアもおへそが見えたみたいで可愛らしいですよね。
ダリアは短日植物?
ダリアの花は日照時間が長くないと露芯してしまうので長日植物なのかな?と思ってしまいますが、実は短日植物になるそうです。ダリアの花芽の形成自体は日照時間が短くなると促進されるので、短日植物に分類されるようですが、花芽の発達にはより長い日照時間が必要になるそうです。
なんだか不思議な植物ですね。ですので、花を露芯させずに咲かせようと日照時間を15時間以上と長くしてしまうと、花芽の形成自体をしなくなってしまうようなので注意しましょう。
まとめ
いかがでしたか?ここではダリアの露芯の原因についてご紹介しました。ダリアの露芯は日が短くなることが原因のようですね。気になるようならばライトを使って日照時間を14時間ほどにするとあまり露芯は起こらなくなるようです。
また、種類によっても露芯しやすい品種やしにくい品種があるので、炉心が気になる場合はしにくい品種を探して植えてみるのもいいかもしれません。