ひまわりの天敵である、ナメクジ。
雨が続くとナメクジが大量発生し、ひまわりたちが被害に遭ってしまいます。
繁殖期が冬から春にかけてなので、春頃から羽化が始まり梅雨時期にはかなりの数が地上に出てきます。
被害に遭わないよう、対策法をご紹介します!
ひまわりのナメクジ対策法について
ナメクジは雨の降る夜に発生することが多く、植物の葉や茎、つぼみや花などへ害を及ぼします。
夜行性のため、夜に出て来るので見つけることが難しくなります。
夜に見回りが出来ればいいのですが、その前にナメクジがいるのかどうかチェックしましょう。
ナメクジが這ったあとには、白く筋のように光って濡れています。
葉をよく確認し、この跡があればどこかに隠れている可能性大です。
葉っぱの裏表、落ち葉の下なども確認を。
ジメジメとした多湿の場所を好むので、鉢の下や裏などもこまめにチェックするようにしましょう。
1匹でも見かけたら、即駆除するようにしてください。
ナメクジは地中に卵を産みつけ、どんどん増殖していきます。
数が少なければピンセットなどでつまんで捨てる。
大量発生してしまったり、頻繁に見つかるときには薬品を使ってみましょう。
苗の周りに置いたり撒くものや、誘因殺虫剤という置くだけで寄せ集め退治するものもあります。
普段は目にすることはなくても、実は土の中に潜んでいるということもよくあります。
毎年のこまめな確認が必要なので、春が来たら必ずより細かく気を付けてチェックするようにしてくださいね。
そして、ナメクジの予防をしておきたいという場合には、いくつか方法があります。
ホームセンターなどでも販売されている、椿油の粕を土に混ぜ込んでおくと、ナメクジを硬化させることが出来ます。
この成分は、ミミズなど他の虫にも効果があります。
また、カフェインを嫌うためコーヒー殻を撒いておくと寄せ付けないとも言われています。
水で薄めた木酢液や竹酢液にも、忌避の効果があるようです。
まとめ
せっかく大切に育てたひまわりを無残な姿にされる前に、防ぐことが欠かせません。
放っておくとナメクジの数はどんどん増えるので、早めの対策が必要です。
毎日植物自体の確認と共に、鉢やその周りの確認もするように心がけましょう。