ガーデンの勲章と呼ばれるガザニアは、春から秋にくっきりした特長の花を咲かせます。太陽の光に浴びるとキラキラ輝き、夕方になると花を閉じます。そして太陽が隠れるような天気の時は花が咲きません。
ガザニアは南アフリカ原産のキク科の植物なので暑さには強いのですが、寒さや湿気にはとても弱い性質があります。そして以前は花の色がオレンジや黄色だけでしたが、最近は赤やピンクの花も出回るようになりました。ピンクのガザニアは鮮やかなオレンジなどとは違い、とても優しい雰囲気の花を咲かせます。
【ガザニアのピンクを育ててみよう!苗の販売時期と選び方のポイントは?】
ガザニアは春から夏が開花時期で、種からも育てられますが苗から育てることもできます。初めてガザニアを育てる人は、種からガザニアを育てるよりも簡単かもしれません。オレンジや黄色など様々なカラーからピンクを選びたいときは、苗で花色を確認してから購入するといいでしょう。
一般的にガザニアは、ポット苗が春から初夏にかけて販売されます。日当たりを好み日が当たらないと花が開かないので、苗を買ったら日当たりの良い場所に植えるか鉢植えなら日なたに置きます。そして湿気にとても弱いので、鉢植えでは土が乾いたらたっぷりの水をあげますが地植えでは水やりは必要ありません。肥料は、開花時期に定期的に与えます。
苗の選び方のポイントは、ガザニアは横に広がる花なので草丈が高すぎるものは避けます。そして葉が大きく育ちすぎている苗も、つぼみが少ししか付かないかもしれないので止めましょう。全体的に色がしっかり付いていて、力強い苗を選びます。
【まとめ】
ガザニアはオレンジや黄色など明るく鮮やかなカラーが多く、夏にぴったりの花を咲かせます。しかしそこにピンクが混ざると、お互いの花色を引き立てあいます。
夏に庭いっぱいにガザニアを咲かせるときは、赤や白など全てのカラーを揃えると楽しいです。そのときは春に出回るポット苗なら、花色の確認ができて便利でしょう。