ガザニア・タレントミックスの育て方や手入れ方法のコツとは？

ガザ二アの「タレントミックス」は葉がキレイな品種です。
銀色の入った緑色の葉は耐寒性があり、冬でもキラキラと輝きます。
庭のグランドカバーとしても大活躍するタレントミックスの育て方などをご紹介します。

ガザ二ア「タレントミックス」の特徴と育て方

タレントミックスの草丈は20㎝前後とやや低めなので、寄せ植えや庭植えにする場合は前の方に植えると良いでしょう。
丈はそんなに大きくなりませんが、横に這うように広く生長します。
花期は3月～7月、9月～11月ごろ。真夏は花の大きさが小さ目になります。
花の色は黄色、オレンジ、赤、白など。はっきりした色のものが多いです。
生長と花をつけるためには日光が必要不可欠なので1日5～6時間ほどは光が当たるようにしてあげましょう。
日の届かない屋内や日陰では花が開きません。
しかし夏の強い直射日光に当て続けると枯れる原因となりますので、夏場は半日陰で育てましょう。

タレントミックスは通常のガザ二アと違い、寒さにも強い品種です。
積雪にも耐えられますが、根が張っていない状態のものは枯れてしまいます。
11月以降に植え付けを行う場合は鉢植えにして雪や霜に当てないように管理をすることをお勧めします。

原産国は南アフリカ。日がよく当たり、あまり雨の降らない乾燥した気候の花です。
育てる場合はやや乾燥気味に育てます。梅雨時期や長雨に当たりすぎると弱って腐ってしまいます。
雨が続く時期は鉢に植え替えをして軒下で管理をする、ビニールシートなどで雨避けなどの対策が必要になります。

ガザ二ア・タレントミックスをしっかりした株にするための育て方

タレントミックスは生育旺盛でよく花をつけるため、肥料を好みます。
土に混ぜ込む緩効性肥料と、2か月に1回の割合で追肥を与えると元気よく育ちます。
液肥でも可能ですが、忙しい方は土の上に置く化成肥料をお勧めします。
葉が黄色くなったり、茎が萎びてだらしくなくなっている場合は肥料不足のサインです。

しっかりした株にする為には刈り込みが必要になります。
刈り込みを行わずに放っておくと先端の方にばかり栄養が行ってしまって株元がスカスカになってしまいます。
元気がない、生長が遅い場合は刈り込みをして肥料を与えてください。

小さ目の鉢にずっと植えっぱなしにすると根詰まりを起こしてしまいます。
根詰まりを起こすと生長が止まってしまうので、数年に1回は植え替えを行いましょう。
植え替えを行わない年でも土のリサイクル材を混ぜ込んであげると生長が促されます。

【まとめ】

・タレントミックスは銀色がかった緑色の葉が特徴的なガザ二ア。
・耐寒性があり、積雪にも耐えられますが、植え付けが遅く根が張っていないものは枯れてしまいます。（植え付けが遅い場合は鉢植えにしましょう）
・多湿に弱いので梅雨時期は鉢での管理、もしくは雨避けが必要になります。
・葉が黄色くなっている場合は栄養不足なので肥料を与えましょう。
タレントミックスは種からも育てることができます。
何の色の花が咲くかワクワクしながらお世話するのも楽しそうですね。