花を楽しめる期間が長く、手入れが楽。さらに鉢植えに向いていて室内で育てるのにピッタリのシクラメン。プレゼントとしても人気が高い植物です。
今回はシクラメンを人に贈る際に知っておくべき注意点をお教えします。
シクラメンを贈るときに知っておきたい花言葉の意味
プレゼントとして贈る際に気になるのが花言葉。
シクラメンの花言葉をご紹介します。
・シクラメンの花言葉
全般の花言葉は「はにかみ」「内気」「気おくれ」「遠慮」「さようなら」
シクラメンの花が下向きに咲くことから恥じらいをもっているような印象を与える花言葉が多いですね。
花の色によっても花言葉の意味が違います。
赤いシクラメンの花言葉は「嫉妬」シクラメンの花びらと真っ赤な色から燃え盛る炎のようだと喩えられています。
白いシクラメンは「清純」女性に贈るのに適しています。
ピンクのシクラメンの花言葉は3つあり「憧れ」「はにかみ」「内気」となっています。
誕生花は12月7日と1月14日。冬に咲くシクラメンが一番美しく咲き誇っている時期ですね。
・シクラメンを贈るのに適したシーン
「さようなら」という花言葉があることから卒業や退職などのシーンに適しています。
色によっては「嫉妬」という花言葉があるので注意が必要です。
ピンクのシクラメンは「憧れ」や「はにかみ」という言葉があるので、中々思いを伝えられない相手に思い切ってプレゼントすると良いでしょう。
見た目が可愛いことからホワイトデーのプレゼントにしても喜ばれると思います。
シクラメンを贈るときの注意点とその意味
シクラメンを贈るべきではないシーンをご紹介します。
・お見舞い
シクラメンは名前にシとクがつくことから「死」や「苦」を連想されてしまいます。
なので病気療養中や入院の方へのお見舞いの花には向いていません。
シクラメンだけでなく鉢植えの植物は根があることから「根付く」=「病院に根付く(入院が長引く)」という言葉を連想させてしまうので控えた方がよいでしょう。
・妊婦さんへのプレゼント
シクラメンには毒性があります。
「妊婦さんがシクラメンをまたいだり踏んだりすると流産する」という迷信が一時期信じられていました。
今でも毒性があることから妊婦さんへのプレゼントとしては適していないという考えの人もいます。
贈る場合は誤解をされないように注意をしましょう。
・ペットのいるお家
シクラメンに毒性があることから、飼っているペットが食べてしまうと中毒症状に陥ってしまう可能性があります。
葉や花にも毒性がありますが、根の毒が一番強いのでかじってしまった場合はすぐに吐き出させる必要があります。
何でも口に入れてしまう赤ちゃんがいる家庭も控えた方が良いでしょう。
シクラメンは美しく素敵な花ですが縁起を重んじる年配の方や、神経が過敏になっている妊娠中の方にはプレゼントは控えた方が良いでしょう。
まとめ
シクラメンはプレゼントに適していますが注意すべき点もあります。
贈る側も受け取る側も嬉しい気持ちになれるシチュエーションで贈りましょう。