シクラメンと言わず、植物を育てていると必ずつきものなのが植物特有の病気。
大切に育てていてもどうしてもなってしまう病気。しかし、あらかじめ病気のことを知識として入れておけばその病気を防げることが出来るかもしれませんよね。
今回は、シクラメンが軟腐病になってしまったら!?ということを問題に話していきたいと思います。
シクラメンが軟腐病に!軟腐病とは?農薬を使って改善できる?
まずは、軟腐病になってしまったシクラメンの様子をお伝えいたします。
軟腐病(なんぷびょう)は決してシクラメンだけに起こる病気ではないのですが、軟腐病になってしまったシクラメンは、葉がぬるぬるしてきたり、葉や花が茎からしおれてきてしまうのです。
ひどいときには腐ったような異臭までしてきてしまいます。
そんな状態のシクラメンを室内に置いておくとカビも発生してしまい健康面にも害を与えてしまいますので一刻も早く改善しなくてはいけませんよね。
では、軟腐病になる環境として考えられることは、高温多湿であるということです。
悲しいことに、先ほど述べたように症状が出てきてしまった場合はかなり重症な軟腐病になってしまっているのです。
感染源は、シクラメンに傷があった場所から細菌が入り軟腐病を引き起こしていることが考えられます。
症状が進んでしまうと薬剤による完治は難しいのですが、初期のころならば軟腐病を直すことが出来ます。
薬剤は、殺菌剤のものを使うといいでしょう。
「バイオキーパー水和剤」というものがあります。
この薬剤を使用すれば軟腐病を予防することも出来ますし、治療もすることも出来ますよ。
軟腐病になっていない状態から株全体に散布しておくと軟腐病の予防につながりますし、軟腐病の初期の状態ならば散布することで完治することは出来ますよ。
バイオキーパー水和剤は、1000倍に薄めて散布するだけなので簡単です。
また、農薬だけではなく、土自体も変えてあげましょう。
感染源はシクラメンの傷口ですが感染経路は土からのことが多いです。
まとめ
軟腐病は見つけた時はもう遅いということがあります。
しかしあらかじめ予防剤として散布しておくことで軟腐病を恐れずに済むなんて魔法のような農薬ですね!