見事までの咲き誇る大輪のシクラメン、しかし葉っぱが1つ黄色くなってしまうと徐々にそのほかの葉までも黄色くなりしおれてしまいます。

それまでは水やりも日照にも気を付けてきたのに、何が原因で葉が黄色くなりしおれてしまうのでしょうか?

今回はシクラメンがしおれてしまう原因を調べて行きたいと思います!

シクラメンがしおれる原因は?

シクラメン しおれる 原因

しおれてしまう原因を調べる前にまずはシクラメンの原産地を見てみたいと思います。

原産国は北アフリカの中近東地中海沿岸、その気温はとても低く、1年で1番暑い時期といわれる時期でもその気温は10度から20度ほど、そんな場所でシクラメンは生まれました。

そのため、日本では『冬の女王』とも呼ばれています。

つまりシクラメンは暑さに弱いのです、生育に適した気温は10度から20度と言うことになります、冬の間に開花をするのですが、注意したいのは室内に飾るとき、暖房を入れた室内の気温は20度を超える場合があります、そうするとシクラメンにとっては暑すぎると感じてしまうのです、暖房の風が直接当たると言うのも禁物です。

近年日本では暖冬と言われており、外で20度を超えると言うことは少ないかもしれませんが、それでも急激に暖かくなったりする日があるとシクラメンもそれに対応できないと言ったことが起こるので葉が黄色く変色し、しおれる原因になってしまいます。

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また逆に気温が5度を下回る寒さにも弱く、真冬の寒い時期の朝などに外に置いていると耐えることができずに枯れていまうことになります。

他に考えられるものは過湿により根が傷んでいる可能性と日照不足・環境の変化などが挙げられます。

過湿や病気などによって球根や根が傷んでしまうと水分を吸い上げることが困難になりしおれてしまいます、晴れた日には風通しの良い場所で日照させ、過湿になり過ぎないようにしましょう、残念ながら1度黄色くなってしまった葉は元に戻すことができません、他の葉にも影響しますので茎の根元を持って真っ直ぐ引っ張り黄色くなった葉だけを取り除きましょう。

まとめ

今回はシクラメンがしおれてしまう原因について考えてきました。

元々はとても寒い地域が原産国のシクラメン、暑さや過湿に弱いと言うことが分かりましたね。

室内であればいくら寒い冬であっても暖房によって気温が20度を超えるならしおれてしまう原因になります、また真冬の5度を下回る気温でも対応ができないことも分かりました。

しっかりと生育適温を心がけ春先頃までの開花を存分に楽しみたいですね。