カタクリの花は薄紫色の綺麗な花、開花後には山菜として食べることもできるので自宅で栽培する方も多いようです。
球根植物のカタクリの花ですが、栽培をしている人から種をもらうと言うこともあるでしょう、種から栽培をする際にカタクリの花の種まきはいつ行うのが最適なのか一緒に調べて行きましょう!
【カタクリの種まきの時期は?】
種をまき花が開花するまでに7年から8年ほどの歳月がかかるカタクリの花、開花に繋がる発芽をさせるまでに大切なのがじつはこの種まきなんです。
開花をした花から種を採取したあと、乾燥などの影響を受ける前に種は撒くことをお勧めします、種の状態で保存売ることはまずできないからです。
採取した種は親株と同じ用土に撒くことができます、次の年に糸状の根ができるまで乾燥を防いで管理することでしっかりと生育することができるのです。
では種の採取の時期はいつになるのでしょうか?
カタクリの花は開花をするのが4月ごろ、2週間ほど花を楽しんだあと受粉し花が枯れ1か月が過ぎた5月ごろに種ができてきます、種が入っている子房が熟し重くなり地面につきそうな時期が採取する時期となります、子房はその後放っておくと破裂し種が飛び出していきます、そうなる前に採取してください、飛び出した状態のままですと次の発芽率が低くなってしまうので注意してくださいね。
採取した種はそのまま親株と同じ場所、もしくはそれが頂いた種ならポットに赤玉土や鹿沼土などで作った撒種土に入れて撒きます、この作業自体は6月中には完成させてください。
その後は乾燥を防ぎながら翌年の最初の発芽時期まで管理します。
【まとめ】
今回はカタクリの花を種から栽培する際の種まきの時期はいつが最適なのかを一緒に調べてきました。
開花の時期が終わり、1か月ほどで種ができはじめて熟したら採取し、早い時期に撒きましょう、種は乾燥などの影響により保存することができません、親株と同じ場所に撒くことできますし、新しくポットなどに入れて栽培を開始することができます、種まきは遅くても6月までには終わらせ、その後は乾燥を防いで管理してあげてくださいね。