香り豊かなサフラン。秋に咲く薄紫色のキレイな花です。香辛料として有名ですが、他にどんな使われ方をしているのでしょうか。

サフランのめしべの使い方は?

サフラン めしべ 使い方

サフランのめしべは、料理、香料、生薬として使われています。そのほとんどは、料理に使われることが多いようです。

お米や魚介類との相性が良く、パエリヤ・ブイヤベースなどに使います。香料としては、アロマオイルの原料として使われます。

生薬としては、婦人薬に使われます。

サフランのめしべをスパイスにする方法は?

花がつぼみの状態の時に、花ごと摘み取ります。そして、めしべを抜き取ります。

キッチンペーパーなど、水分を吸う紙の上に乗せて、日陰でよく乾燥させます。

乾燥すると、糸くずのように風で吹き飛ばされやすいので、気を付けて作業しましょう。

そのあと、キッチンペーパーに包み乾燥材と一緒にビンに入れて保存します。

だいたい1年ぐらいで使いきるようにします。

市販のサフランを選ぶときは、粉状になっている物ではなく糸状になっている物を選ぶようにしましょう。

粉状のものは、めしべだけでなくおしべなどと一緒に粉にされているものが多いからです。サフランの一級品は、めしべの赤い花柱だけを使っている物になります。

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おしべが混ざっていたりすると、等級はぐんと下がります。

大手のメーカーで売られている物なら、安心して使えるので、そちらを選ぶようにするといいでしょう。

密閉容器に入れ、しっかり蓋を閉め、常温で湿気の少ない暗い場所で保存しましょう。

サフランの使い方は、水に一晩浸してから使います。長く浸けておくと、香りや色が出てきますが、浸けて置きすぎても香りが飛んでしまうので、24時間以内にしておきます。

サフランの栄養素は、ビタミンやミネラルが豊富です。

疲労回復、新陳代謝を促進、脳神経を正常に働かせる役割、貧血予防、動脈硬化、皮膚や血管の老化防止、免疫力を高める働きがあります。

また、歯や骨を作るのに必要なカルシウムやリン、マグネシウムなどを含みます。

カリウムも含まれるので、利尿作用や高血圧の予防にもなります。

まとめ

サフランは香辛料だけでなく、香料や薬としても使われます。栄養もあるので、料理に使ってみてはいかがでしょうか。