サフランは、種からではなく球根で育てます。夏に植えると、秋に花を咲かせます。その球根は、いつ頃から販売されるのでしょうか?
サフランの球根の販売時期は?
サフランの球根は、7月~8月の夏に販売されます。園芸店やホームセンターなどで買えますが、ネットでも買うことができます。
時期が遅いと、ない場合もあるので早めに購入するといいでしょう。
球根を選ぶときに、気を付けるポイントがあります。
・重たくて、ぶよぶよしていないもの
・カビが生えていないもの
・変色していないもの
・傷が入っていないもの
・3センチ以上の大きいもの
これらのことに気を付けて球根を選ぶと、キレイな花を咲かせてくれます。
サフランは1つの球根から、1~3個の花を咲かせたあと、細い葉が伸びてきます。その葉で、光合成をして栄養を作り、その栄養を球根に溜めて分球していきます。
サフランは、出た芽の数だけ分球ができ、数が増えるほどに新しい球根は、小さくなっていきます。
小さい球根は、植えても花を咲かせないことが多いので、肥らせる必要があります。
そのため、花が咲き終わったら、咲いた芽はそのまま残しておき、花が終わった後に出た小さな芽は手で摘む必要があります。
そうすると、球根が小さくなるのを防げます。
日本のサフランの産地、大分県竹田市では、球根を田んぼに植えます。稲刈りが終わった後、球根を植え付けて、培養しています。
通常、畑で花を咲かせる場合は、9月頃に植え付けるのですが、竹田市の場合は開花後に植え付けています。
培養地に向いているのは、適度な湿度を保つ粘土質の土か、砂地が向いているそうです。
田んぼは適度に水分を保っていて、粘土質なので球根を育てるには良い場所ですね。
そして、春になると球根を掘り起こして、室内で育て花を咲かせます。
稲刈りを終えた田んぼの、いい利用法ですね。
まとめ
サフランの球根は、7月~8月頃お店に出回ります。あまり遅い時期だと、ないこともあるので早めに購入する方がいいでしょう。
球根を選ぶときは、重くて中身が詰まっていて大きいものを選ぶようにしましょう。