サフランの花を育ててみようと考えている人、既に育て始めたという人、まだまだ経験が浅いと疑問もたくさんあるのではないでしょうか。
そこで今回は花が咲き終わったサフランの球根をそのままにするとどうなるか、ということについて説明をしていきたいと思います。
興味のある方、気になる方は是非読んで参考にしてみてくださいね。
サフランの球根は花が咲き終わった後、そのままにしておくとどうなるの??
サフランの球根について、花が咲き終わったあとそのままにしておくとどうなるか、解説をしていきます。
結論から言いますと、花を咲かせた後のサフランの球根は新しく子球ができるのです。
そして、この子球は一つではなく、複数できます。
ですが、だからと言って翌年、咲く花が増えるというわけではありません。
サフランの花は球根が小さいと咲かないのです。
一年かけて子球が大きくなれば、その更に翌年には花を咲かせる場合もあるでしょう。
また、子球ができるからといって、そのまま放置しておいていいのかというと、そういうわけでもありません。
たとえば高温多湿の場所に植えっぱなしになっている場合は、球根も腐ることがあります。
また、そうでない場合も植えっぱなしにしていると、3年から5年ぐらい経つと、球根もたくさん増えるため、土の中がとても窮屈になってしまいます。
手間かもしれませんが、花が咲き終わった後の球根の一番適切な処理について説明をしておきます。
まず、春になって葉っぱがだいたい枯れてきた頃に球根を堀りあげます。
そして堀りあげた球根は、雨の当たらない場所に吊るしておきます。
この際、雨が当たらないというのはもちろんなのですが、風通しもよく、なおかつ日蔭に吊るすようにしてください。
それから、葉っぱが完全に枯れたら、葉っぱは全部取り除いてしまいます。
しばらくすると子球ができますので、子球ができたら親球からはずしてあげます。
そして通気性のよいネットなどに入れてあげて保存をするというのが一番適切な方法になりますので、覚えておいてくださいね。
まとめ
サフランの球根は花が咲き終わった後、そのままにしておくと子球ができます。
そして高温多湿な場所でなければ、しばらくは植えっぱなしにしていても、また花を咲かせる場合もありえます。
ですが、子球が増えて窮屈になってしまったり、土の中で球根が腐ってしまう場合もありますので、毎回堀りあげて正しい方法で保存することが一番確実だと考えられます。