世界中に分布し、草姿も様々なオキザリス。
花の色も赤や白、黄色など多岐にわたります。中でもピンク色の花は可愛らしくて人気があります。
今回はピンク色の花を咲かせるオキザリスについてご紹介します。

オキザリス ピンク 球根

ピンク色のオキザリスが咲く球根

オキザリスは品種によって咲く時期が異なります。
開花時期に合わせてピンク色の花が咲くものを準備しましょう。
主に春植えと秋植えの2種類に分かれています。それらをうまく組み合わせれば1年中ピンク色のオキザリスを楽しむことができます。

・春植え
植え付けに適している時期…3月~4月ごろ
初夏~秋ごろまで開花し、冬に休眠をします。
花期は3か月ほどと秋植えのものと比べると短めです。
スプリングチャーム…早春から園芸店に並びます。淡い花の色をしていて、ピンクの他にはオレンジや黄色があります。
アーティキュラータ(イモカタバミ)…開花時期が春~秋と長め。芋上の地下茎ができることから別名のイモカタバミという名前がつけられています。

・秋植え
植え付けに適している時期…9月~10月ごろ
10月~翌年の春ごろまで開花し、夏に休眠をします。
秋植えの品種は花期が長めのものが多いです。
ボーウィー(ハナカタバミ)…濃いピンク色のボリュームがある花を咲かせます。
プルプレア(フヨウカタバミ)…3センチ程の花を咲かせます。葉色が紫色の品種も人気です。
バーシカラー…白色の花の淵が濃いピンク色。蕾の状態はマーブル模様のようになってとても可愛らしいです。

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ピンクのオキザリスの球根の植え付け方

ピンク色のオキザリスを育てたい場合は必ず花の色を確認しましょう。
「ピンク」という表記があるものを選ぶと良いでしょう。

種によって栽培難易度は変わりますが、どれも初心者にも育てやすいものばかりです。
日当たりと水はけだけを気にしてあげれば植えっぱなしでも育ちます。

・庭植えの場合
球根同士の間隔を5~10㎝、深さは1~2㎝のところに植え付けをします。
草丈が低い、自然分球してどんどん広がってくれるので庭のグランドカバーとして活躍してくれます。

・鉢植えの場合
鉢の底から1/4の高さまで鉢底石を入れ、水はけをよくします。
球根を入れすぎると込み合うので、入れすぎに注意をしましょう。
4号の場合小球根2~3個。中球根の場合3~4個を目安にしてください。
ボーウィーなどの大型の場合は1つだけにしておきましょう。

【まとめ】

・春植えと秋植えのオキザリスを組み合わせることで1年中ピンク色の花を楽しめます。
・初夏から秋ごろまで花をつける春植えの品種…スプリングチャーム、アーティキュラータなど。
・秋から翌年春ごろまで花をつける秋植えの品種…ボーウィー、プルプレアなど

オキザリスの花は日が当たらないとあまり開きません。
日光をたくさん浴びせて可愛らしいピンクの花沢山咲かせましょう。
花だけでなく葉もハート型だったりクローバーの形をしていたりと観賞価値があります。
種類が豊富なオキザリス。ぜひ好みのものを見つけてください。