オキザリスは様々な姿で世界中に分布しており、その数はなんと775種類!
植え付けや開花時期も種類によって様々。
今回はオキザリスの「パーシーカラー」の球根の植え付け時期についてご紹介します。
プロペラのような蕾をもつオキザリス「パーシーカラー」の球根
パーシーカラーの球根は2~3センチほどの玉ねぎのような形をしています。
植え付けの際は先のとがっている方を上に向けて行いましょう。
・パーシカラーの植え付け時期
パーシカラーの球根の植え付け時期は7月~10月ごろ。
早く植え付けを行うと10月ごろには花を咲かせます。(気温によって開花時期が異なりますので地域にもよります)
用土を自分で作る場合は赤玉土7:バーク堆肥3に肥料を混ぜ込んだものを使用します。
市販の草花用培養土でも育ちます。
鉢植えの場合12センチ(4号)の鉢に球根4~5個程度植えつけます。
土の表面から3~5センチほどの深さに植え付け、土をかぶせます。
球根同士も3~5センチほど放すと株が密集しません。
小さな鉢に何個も球根を植えすぎると根詰まりを起こしてしまいます。
分球して増えますので球根の間隔は余裕をもって空けておきましょう。
詰めて植える際は毎年球根の掘り返しか植え替えが必要になります。
オキザリス「パーシーカラー」の球根の増やし方
パーシーカラーは自然に分球して球根を増やします。
・休眠期に掘り上げる
小さな鉢で育てる場合は夏に休眠に入った際に球根の掘り返しを行います。
分球して1つの球根から3~5個取れます。
市販のものと比べ、やや小ぶりのものが取れる事が多いようです。
掘り上げた球根は数日乾燥させ、乾いた場所で保管をします。
再度7月ごろに植え付けを行い、秋に再度花を楽しみます。
・夏越しをした後に植え替え
球根の間隔に余裕を持って植え付けている場合は球根を掘り上げず、そのまま休眠させることができます。
休眠中は完全に水を切り、雨の当たらない乾いた場所で保管をしましょう。
秋になり、芽吹いた後は株が密集しすぎていないか、鉢の場合は根詰まりを起こしていないかをよくチェックします。
特に問題なくても2年に1回程度は夏越しを終えた後に植え替えを行いましょう。
植え替えの際に掘り起こすとたくさんの球根が増えているはずです。
【まとめ】
・パーシーカラーの球根は玉ねぎのような形をしており、サイズは2~3センチ程度。
・植え付けは7月~10月ごろが適しています。
・球根をくっつけて植え付けると株が密集してしまうので、3~5センチほど間隔をあけて植え付けをしましょう。
赤と白のマーブルがかった蕾はパラソルや飴のようだと喩えられます。
開花しても美しいですが蕾が並んでいる姿も見栄えが良く、世界中で人気の理由が分かります。
分球でたくさん増えますので是非たくさんの花を咲かせてください。