古くは万葉集にも登場するカタクリ。薄紫色や桃色の可憐な花は、群生地を訪れた人の心を和ませてくれます。春の妖精、「スプリング・エフェメラル」とも呼ばれるカタクリの群生地は日本各地にありますが、新潟県の六日町もカタクリの群生地と知られており、坂戸山は名所として多くの方が訪れています。

六日町 カタクリ 開花

【六日町へ春を告げるカタクリの開花時期】

新潟県南魚沼市にある六日町。坂戸山をはじめとし、霊峰八海山や魚野川の清流など、豊かな自然を身近に感じられる場所です。六日町は南魚沼市に数あるカタクリの群生地の一つとして有名、カタクリの花が咲くピーク時には、各地から多くの観光客が訪れ賑わいます。

 

春を告げる花の呼び名に相応しく、六日町でカタクリが開花し始めるのは4月頃からです。開花時期は4月~5月が一般的で、可憐な姿ながらも一面にカタクリが広がる光景は圧巻といえるでしょう。

【六日町からアクセス・カタクリの群生地坂戸山】

標高634メートルの坂戸山は、六日町の観光スポットとして知られる名所です。山麓から山頂までの各ポイントにカタクリの群生地に加えて、イチゲやエンゴサク、イワカガミ、イカリソウなど春の訪れを感じることができます。

 

坂戸山に咲くカタクリの開花は4月上旬、群生地のみどころは5月上旬までといえるでしょう。もちろん、気象や気温の影響により開花が遅くなったり、5月下旬くらいまで咲いていたりすることはありますが、坂戸山のカタクリをみるには4月から5月に訪れてることをおすすめします。

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また、坂戸山の山麓には坂戸城跡があり、戦国の世を忍ばせる山城の痕跡は当時に思いをはせることでしょう。六日町から坂戸山へはアクセスもよく、JR上越線「六日町駅」東口より坂戸山へは徒歩で約20分ほどです。また、関越自動車道を利用する場合には、「六日町IC」より車で10分ほどで到着、普通車と大型車ともに駐車場は完備されています。

【まとめ】

ここまで、新潟県六日町のカタクリの開花時期と名所・坂戸山についてご紹介しました。4月上旬から咲きはじめるカタクリは、春を告げる花と呼ばれているように春先から六日町や坂戸山に咲き誇ります。

 

可憐な花ながらも群生地で咲くカタクリは壮観そのもの、春の妖精・カタクリと出会う六日町、坂戸山を訪れてはいかかでしょうか。