カトレアは、一つの花の中で色のコントラストが楽しめる品種が多く、人気があります。中でも黄色がからんだ花は種類も多くあります。黄色のカトレアの花言葉は「魅力」です。黄色のカトレアには多くの魅力があるようです。
今回は黄色のカトレアの種類と特徴について紹介します。
カトレアで黄色の花を咲かせる種類と特徴は?
黄色の花をつけるカトレアには全体が黄色の種類や、黄色の中に赤が映える種類、さらには黄緑かかったものもあります。
以下にあげる色の内容は栽培時の日当たりによって多少変化することがあります。
アルマキーチップマリー・・花弁が黄色でリップが赤の15cm位の中大輪系のカトレアです。黄色と赤の組み合わせがとても豪華なイメージです。秋~冬咲き品種です。
マルウォースオーキッドグレード・・花弁もリップも黄色ですが、リップは、少し赤みがかることがあります。花径は15cm位の中大輪系のカトレアです。
全体的に黄色の中で、ほんのりと赤みがかって、なにか照れているようなイメージの花です。
リンコレリオカトレア チョン・グー・チャフィンチ‘タシン’・・台湾生まれのカトレアです。15cm位の中大輪系で、全体的にセミイエローの花弁で、リップの中が黄色のハートのかたどるように赤くなっています。秋から冬咲き品種です。
ゴールデンゼルレモンシフォン・・花径は中輪で、リップの先端には黄色の中に赤い模様が入ります。春咲きの品種です。
キョーグチハッピーフィールド・・黄色の花弁の中心で、リップの中が葉脈のように赤が流れています。ランやカトレアの中では珍しいムスクの香りを漂わせる、ミニカトレアです。初春に咲きます。
ハウヤンゴールド‘ヨンコン#2’・・黄色とオレンジ色の中間のような色の花です。大輪系のカトレアで冬~春にかけて咲きます。
ビッキーゴールド‘インペリアルゴールド’・・うすく緑がかった花弁と萼片に囲まれたリップが少し強い黄色で咲く可憐なカトレアです。
リップの中心のカラムはさらに黄色が強くカラムから黄色が湧き出ているように見えます。冬咲きの品種です。
グリーンバード ブリリアンツ・・少し黄緑かかった黄色で、リップは赤紫色で縁どられています。花径は中輪で、冬咲きします。
カナリエンシス‘ゴールデングロウ’・・薄い黄色の花弁と萼片に囲まれた濃い黄色のリップが特徴の小型~中輪咲のカトレアです。冬咲きのカトレアです。
まとめ
カトレアの黄色の花に絡んでくるのは、現段階では、赤、紫、緑あたりでしょうか。これからも品種交配が進んでまた新しい黄色のカトレアが出てくるかもしれません。それも楽しみですね。