クロッカスを水栽培はよく簡単だと書いてある記事が多いですが本当に簡単なのでしょうか?確かにクロッカスの球根を買って、水栽培用のポットを買えばすぐに始められそうですが、水栽培用のポットに水を入れて球根を乗せたからといって来春勝手に花が咲く訳ではありません。そもそも、まず球根から根が出ないとお話になりません。では球根から根が出るようにするにはどうすれば良いのでしょうか。調べてみたいと思います。

クロッカス 水栽培 根が出ない

クロッカスの水栽培の根が出ない場合は

クロッカスを水栽培で始める場合はまず始めに球根の選択から始めます。なるべく大きくて重い物、球根の底に傷が付いていないもの、球根の形が良いものを選択します。この時球根の下部に傷が付いたりしていると根が出ない可能性があります。

クロッカスを水栽培で始める場合は10月から11月に始めるようにします。

次に根が出るまでの置き場所です。根が出るまでは涼しくて暗い場所に置きますこれは球根に冬が来たと認識させなければいけないからです。寒さに当たらないと花芽が付きませんので、室内で育てる場合でも1月中旬までは屋外の寒いところに置きその後室内いれると良いでしょう。

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水の量は最初は球根の底が少し触れるくらいの水の量を入れます。この時あまり球根を水に浸してしまうと球根が腐ったり、カビの原因となるので注意します。根が伸びてきたら徐々に水の量を減らしていきます。根の先が少し水に浸るくらいが目安です。あまり根に水を浸してしまうと根腐れを起こす危険があります。水換えは一週間に1度が目安です。市販の根腐れ防止剤を使えば水の汚れを抑える事が出来ます。

【まとめ】

クロッカスの球根から根が出ない場合はまず球根自体を疑う。クロッカスは冬を認識しないと活動を始めないので、根が出るまでは暗くて寒い場所に置く。根が出てから根腐れを起こさないように水の量を減らす。この点を注意していれば根が育たないということはないと思われます。根が出ないことには水栽培が始まりませんので根を出すように球根を促してあげましょう。

手っ取り早く球根に冬を認識させる方法に冷蔵庫を使うと言う手もあります。球根を紙袋に包、冷蔵庫に一ヶ月ほど入れておいて水栽培を始めるという方法があります。この方法だと球根に確実に冬を認識させられるということです。興味の有る方は試してみては如何でしょうか。