豪華でボリュームがあり香りがとてもいいヒヤシンスですが、スイセンやチューリップと並ぶ秋植え球根です。ヒヤシンスの栽培の歴史は古く、500年以上前から栽培の歴史があると言われています。かつては2000種以上の品種があったと考えられていますから驚きですよね。そんなヒヤシンスですがどのように育てればよいのでしょうか?また、開花の時期はいつ頃なのでしょうか?
ヒヤシンスの植付けの時期は?
神話などにも登場する人との歴史も深いヒヤシンス、いつ頃植付けをすればよいのでしょうか?前述したようにヒヤシンスは秋植え球根であるため、秋に球根を植える植物です。ヒヤシンスの特徴として一定期間寒い環境で過ごさないと芽や花をつけないという性質をもっているそうで、冬を越えさせるために秋に植えます。また、園芸初心者の方は夏に球根の植付けを行ってしまい根腐れを起こしてしまい、成長せずに枯れてしまうことがよくあるそうです。せっかく育てるのなら枯れてしまっては悲しいですよね。しっかりと秋に植えましょう。
ヒヤシンスの開花時期は?
ヒヤシンスは2月から4月に花をつけます。成長したヒヤシンスは夏になると休眠期になって葉が枯れてしまいます。この時、水をあげすぎると根腐れを起こしてしまうので注意しましょう。休眠期を終えたヒヤシンスは冬にじっと耐え、春に綺麗な花を咲かせられるように準備します。そして冬が終わり、気温の上昇と共に綺麗な花を咲かせます。
また、面白い方法としては冷蔵庫の中に入れておいて、春頃に外に出すなんて方法もあるそうです。この方法の場合冷蔵庫の中に入れて置く期間は4週から8週間だそうですが気をつけておかないと球根にカビが生えてしまうこともあるので注意が必要です。
【まとめ】
悲しみ、変わらぬ愛、悲しみを超えた愛など多くの花言葉を持つヒヤシンス、冬をじっと耐えて春に華やかに花を咲かせ、いい香りを漂わせるヒヤシンスにピッタリですね。みなさんも春にはヒヤシンスの豪華な花の美しさといい香りを楽しんでみてはいかがでしょうか?