自然の環境では、条件が揃う時期というのは同じなので、咲く時期というのも同じになりますが、湿度や温度を調節さえすれば季節関係なく咲かせることができるのです。冬にお花屋さんなどに行ってもカトレアが売っているのはその理由です。
カトレアの花芽というのは蕾を保護してくれる役目があります。なので、花芽がでていても咲いていない時もあります。花芽が枯れていても咲くことだってあるのです。蕾がつかえて出れないというときは、花芽が枯れているときや二重になった時だったり、見当たらないのに咲くときもあります。
ミニカトレアの新芽の手入れとは?
新芽が鉢からはみ出しそうな時があります。そんな時は、株分けをしてみたり大きな鉢に植え替えてあげましょう。
新芽が大きく成長したらその付け根のところから新しい根が生えてくるのですが、その際に新芽がはみ出ている場合、根が鉢の外へ大きくはみ出してしまうのです。
生育上、根は空気に触れることを好むので問題はないのですが、外に出ていると折れやすかったりするのでできるだけ鉢の中に納まっている方が良い為、このタイミングに植え替えた方がよいのです。
4月頃が植え替えの時期ですが不定期に芽を出すものもいます。夏咲きの種だと9月ごろが時期となって、夏咲きと秋咲きは、冬から春にかけて新芽をだすので、育てやすく管理も簡単だと言われています。
手入れをする際にハサミなど使うときは、ウイルス病に感染してしまう恐れがあります。一度かかってしまったら治せませんし正常に元気よく育ちません。
他の株に移ってしまってはいけないので、早めに処分するか隔離しましょう。茎を切ったり株を分けたりする際は注意して行いましょう。
まとめ
せっかく愛情込めてそだてていたカトレアも、病気にかかってしまったら治療するのが不可能なので、泣く泣く処分になってしまいます。そうならない為にも切り分けたりする際には慎重に行うようにしましょう。