とても香りが良くハーブの中でも人気のラベンダーを自宅で育てるのは難しいと思われがちですが、初心者の方でも育てる事は可能です。
今回はプランターを使ってラベンダーを育てる方法についてご紹介します。
【プランターを使ったラベンダーの育て方】
プランターを使うと季節に合わせて置き場所を変更できるので、プランターの使用は初心者の方におすすめの方法です。
種を植える時期は、3月~4月頃が適切です。
種をまく前に種を低温処理します。
低温処理をすると発芽しやすくなりますので、種をまく前にはぜひ行って下さい。
種を2日間程度水に浸して水気を拭き取り、その後冷蔵庫2日間程入れておくことで低温処理ができます。
プランターの底にネットを敷いてから鉢底石を2~3cm程度まで敷きます。
次に土を入れ表面を少しならした後、鉢底から水が流れるまで水をかけます。
そして1か所に2~3粒種をまき、薄く土をかぶせ再度水をやさしくかけましょう。
水やりは朝もしくは夕方の気温が低い時間帯に、葉に水がかからないように気を付けながら土が乾いたら鉢底から水が流れる程度水を与えます。
ラベンダーは高温多湿に弱い為、水は土が乾燥したら与えるようにしましょう。
肥料は多く与える必要はありませんので、月に1回程度液体肥料を与えます。
梅雨時期の湿気に弱いため、花が咲いた後の梅雨に入る前に切り戻しを行い、風通しを良くしてあげます。
切り戻しは、草丈の3分の1程度を切ります。
花が咲かなった茎は脇芽の上で切るようにし、枝が込み合っている場合には2本のうち1本を切って日が良く当たるようにして下さい。
花を咲いたままにしておくと逆に弱らせてしまいますので、満開になる前に摘み取ります。
ラベンダーは開花した花よりもつぼみの方が香りを出しますので、つぼみが残っている状態の花を摘み取りましょう。
まとめ
ラベンダーは発芽しにくい花のために、発芽まで2週間から1か月程度かかりますが、初心者の方でも種から育てる事ができますので、ぜひご自宅でラベンダーを育ててみてはいかがでしょうか。