アルストロメリアとは南アメリカ原産のユリ科の植物です。南アメリカのチリ原産であることから別名「インカのユリ」とも呼ばれています。日本の気候に合った品種がたくさん生み出され、中でも長野県は高地であり涼冷であることから栽培に適しているため日本一の栽培量を誇っています。
そして、ガーデニングとしても大変人気のある花で、花持ちも良いことから切り花としても人気がります。そんな人気のアルストロメリアですが、実は色の種類もたくさんあり、とても見ごたえのある花なのです。
それではアルストロメリアにはどのような色別の品種があるのかご紹介していきたいと思います。
アルストロメリアにはどんな品種があるのか一覧を見てみよう
アルストロメリアは南アメリカ原産です。その種類は原種で50種類ほどあり、品種改良などが進み今では100種類以上もあるといわれています。
それほど種類が豊富なのです。特徴は、花弁の一部に縞模様や斑点があるのですが、この模様がない種類もあります。そして、葉や花に香りのあるものもあります。
そんなアルストロメリアですが、主にチリタイプとブラジルタイプに大別され、原種の種類から耐寒性があり背が高く育つ「オーランティアカ系」「リグツ系」と耐寒性があまりなく背丈も低い「バタフライ系」「ペレグリナ系」などに分かれます。
「オーランティアカ系」は初夏から夏に咲く一季咲きで常緑性という特徴があります。
「リグツ系」は春から初夏に開花します。耐暑性が弱く夏に葉が枯れて休眠をします。
この二つはいずれも耐寒性が強く、マイナス10℃くらいまでには耐えられるという特徴があります。
「バタフライ系」は春から秋まで開花する四季咲きで常緑性です。
「ペレグリナ系」は春から初夏にかけて開花し、夏に葉が枯れてしまいます。
この二つはいずれも半耐寒性で-5℃くらいでダメになってしまいます。
このような種類に分類されるアルストロメリアですが、この中からさらに色別に品種があります。それでは色別にはどのような種類があるのでしょうか?
アルストロメリアの色の種類とは
アルストロメリアはカラフルな花であることが特徴です。では、色にはどのような種類があるのでしょうか。大きく分けて、白・赤・ピンク・黄色・オレンジ・紫・複色などに分かれます。
そして、花弁の中に縞模様や斑点があることが特徴です。このように様々な色がありとてもカラフルなためフラワーアレンジメントにはとても人気のある花なのです。
まとめ
アルストロメリアは種類も多く色も様々な色があることからガーデニングやフラワーアレンジメントにとても人気のある花で、これからフラワーアレンジメントやガーデニングを始めてみたいと思う人には選びやすい花なのではないでしょうか。
しかし、育てるには耐寒性のある種類とない種類があるため、そのあたりをしっかりと見極めながら挑戦してみるのも楽しいのではないでしょうか。