最近ブームの食用の花、エディブルフラワーですが、これらは食用の花びらを食卓に散らすだけでもおしゃれにアレンジができます。
チューリップも例外ではありません。最初、チューリップと聞くと最初に思い浮かべるのは花を目で見て楽しむ女性が好むかわいい花です。
しかし、昔は高価だったチューリップは、実はユリ科の植物なので、オランダではチューリップの花を食べる習慣があるのです。そんな食用のチューリップを調べてみました。
【食用の花びらのチューリップはおいしい】
実際に食用の花びらでのチューリップは、シャクシャクして歯ざわりよく食べられるものです。エディブルフラワーのチューリップは、淡泊な味ではありますが、歯ざわりよく食べられて、野菜サラダの色どりに添えてもいいものです。
甘味は糖度計で測ると34.2度もあります。メロンの2倍以上あります。
結構甘いために、サラダだけではなくて、お菓子にも使われています。パーティー料理にも合います。
ここで気をつけてほしいところは、鑑賞用のチューリップの花びらを食用にしないことです。これは、鑑賞用の栽培には食用に認められない農薬が使用されていることがあるからです。また、球根には有害成分が少量含まれていることがあります。
もし球根を食べるとしたら、チューリップはユリ科の植物ですので食べられないことはないのですが、しっかりと下処理が必要となります。
万が一、チューリップの花びら等を食べてしまったら、念のために病院に行くことをお勧めします。
また、どこで食用のチューリップの花びらを食べることができるのかというと、オランダ村で有名な、長崎ハウステンボスにて毎年2月中旬から4月中旬にかけて開かれるチューリップ祭りが開催されますので、ここでチューリップの食用の花びらを食べることができるのです。
フレッシュなチューリップにはちみつなどのシロップをかけて、まるごと花びらを食べることができるようです。
市場に出回る時期は、11月中旬から2月下旬までです。クリスマスやバレンタインなどのパーティーで活躍してくれそうです。
【まとめ】
いろいろ調べてみると、チューリップは観賞用ではなくて、食用として育てたものを使うのが良いみたいです。使う農薬も違ってきていますし、味はメロンの2倍あるほどおいしいので、一度ためしに花びらを食べるのもいいです。花びらを食べるだけではなくて、チューリップの球根も食べられますし、花びらも食用として販売されています。時期を間違えないで、なおかつしっかりとした処理をしたものが食用のチューリップの花びらとして食べられます。
エディブルフラワーの定番にもなっていますので、これは食卓に色どりを添えることができますので、時期的に冬に出回ることから、パーティーシーンにも登場してきます。観賞用だけではなく食用にもいいです。